2013/01/15 (Tue) おすそわけ

ミレイさんのおすそわけトピック…せっかく図書館におりますので参加をば！
追記から!!

「うーん…」

「…えっと、ミレイさん、どうしたんですか…？」

ある日の作業室。
私の職場である図書館をあずかるミレイさんが、何か悩んでいるようだった。
そう忙しくもない時間だったので、話を聞いてみる。

「それが、お鍋を作ろうと思っているんだけど、具材は何がいいかしら、と思って」

「えっと、わたし、家が食堂なので…今日の勤務が終わった後なら、何かしら持ってこられると思うんですが…」

「本当ですか？助かります」

さらに聞けば、たくさん作って、迷惑じゃなければおすそわけもしたい、ということだった。
食材、アベ兄さんの食堂にどんなのがあったかな…。

……………

早速、仕事が終わった後家に帰って、アベ兄さんに相談してみる。

「そうやな…けどうちも食堂やｓ…あっ、そう言えば仕入れ過ぎた焼き豆腐があったわ、レーシャ、これ持ってくか？」

「うん、ありがとう、アベ兄さん」

ちょうど、発注ミスか何かの都合で大量にあった焼き豆腐。
お鍋に入れたら味がよく染みて美味しい、わたしも大好きな具材。

「(ミレイさん、喜んでくれるかな)」

……………

「それで、わざわざ家に帰ってそれを？」

「よ、よかったら…使ってください…兄さんもお勧めしてる、味のよく染みる美味しいお豆腐なので」

ミレイさんはそれを受け取ってなお、何か悩んでいるようだった。
おすそわけの相手…なるべく迷惑にならない相手がいい、とミレイさんは言っていた。

…うーん…。






あ。






「…イガラシさん…」

「イガラシさん？」

この間駐在所の近くを通りかかったとき、ちょっと寒そうに勤務していたのを思い出した。
ほのおポケモンであることを差し引いても、この冬の寒さはこたえるのだろう。

「ちょっと、寒そうにしていたので…よかったら、持って行ってあげてください」

…わたしがおすそわけ貰ったら、うっかり食べすぎちゃいそうだから、ね？




……………

こ、こういった感じで大丈夫でしょうか…。
ミレイさん(NPC)
アベラルドさん(@蒼紫さん)
お借りしました!!

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2012/09/28 (Fri) 楽しみなこと

ゑの子お兄ちゃんの(暫定)お誕生日ー!!!!!
そりゃお祝いするよねもちろんです!!!
追記から!!!!

…それは、一週間前の出来事。

「少尉！ハセガワ少尉!!!!!」

「…騒がしいぞシオン、何だ？」

「そろそろゑの子お兄ちゃんのお誕生日です!!!」

その僕の声に、ハセガワ少尉はカレンダーに目をやると、あぁ、と一言つぶやいた。
少尉は、こういうときすぐに話が通じてくれるからうれしい。
即座に僕が手に持っていたまっぎょをちらっと見る。

「…それはやめておけよ」

「ふぇ？」

なんでまっぎょはあげちゃいけないんだろう。
まっぎょと顔を見合せて、ちょっと困った顔になる。
まっぎょも困ってる…困ってる顔だから、電気を出されることはないだろうけど、困ってるまっぎょはちょっと悲しそうだ。

「…じゃあ、少尉は何あげたらいいと思うんですか？」

まっぎょがだめというなら、少尉に案を出してもらえばいい。
すると、少尉は。

「…前に、お前が買ってきたケーキがあっただろう、あれじゃダメなのか？」

「そういえば、まだ僕お兄ちゃんに一番お勧めのケーキ教えてないです!!少尉、今度買いに行きましょう!!」

……………

そして、当日。

「まぎょ」

「うん、ごめんね、まっぎょは今年はお兄ちゃんにあげちゃいけないんだって…でも、僕と少尉と一緒にケーキ買いに行こうね!!」

「まぎょ!!」

そう言って、少尉を引っ張ってケーキ屋さんへ。
少尉はあんまりこういうところに来ないらしく、ずっと何とも言えない顔をしていた。
僕は、ゑの子お兄ちゃんの喜びそうなケーキを探しながら、自分の食べたいケーキをしっかり買っていた。

そして。

「あの、ロコンが食べても大丈夫なケーキはありますか？」

ゑの子お兄ちゃんがケーキを食べている横でクリスちゃんが食べられないのは、クリスちゃんもゑの子お兄ちゃんも辛いだろう。
大きいケーキ屋さんだからあると思って声をかけたら、店員さんは奥からポケモンが食べてもだいじょうぶなケーキを持ってきてくれた。
それを喜んで買うと、イデアルへと戻る。

……………

「ゑの子お兄ちゃーん!!」

「あっお帰りー！まっぎょ連れてどっか行っちゃうからどうしたのかと思ったよ!!」

出迎えてくれたお兄ちゃんに、誕生日のケーキを差し出す。

「えっ？」

「今日は犬神少尉の誕生日だそうで…おめでとうございます」

「ゑの子お兄ちゃんのと、あとクリスちゃんのもあります!!」

それをゑの子お兄ちゃんの横で聞いていたクリスちゃんが、こん、と一声嬉しそうに鳴いた。
そんなクリスちゃんを軽くなでて、食堂へ。
僕が食べて来て、いっちばんおいしいケーキ、喜んでくれたらいいな!!!





……………

うおおお打てた!!!
ゑの子お兄ちゃんのお誕生日でしたおめでとう!!!
今年も、クリスちゃんにも喜んでもらえるようなプレゼントを選んでみた!!

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2012/09/09 (Sun) おいわいは、いつもどおりに

ちゃんと覚えてたよロミオさんのお誕生日！
追記から!!

「ゑの子お兄ちゃん!!」

「んー??」

「今日はロミ男おにいさんのお誕生日です!!」

…去年は知るのが遅れてしまって、１か月遅れのお祝いになってしまったけど、今日はロミ男おにいさんの誕生日だ。
去年は何をあげたんだっけ？と思い出していたら、まっぎょを胴上げしてそれをあげたのと、ちまシオンをあげたんだった。

「ロミ男、まっぎょと小さい人大事にしてるかな??」

「ロミ男おにいさんならきっと大丈夫です!!」

そう言いながら、この日のために一日休暇を貰った僕たちは、シディウムの士官学校まで向かった。
まだ授業中なので、校庭でまっぎょを投げながら待っていることにした。
まっぎょは平たくて投げやすいから、僕もお兄ちゃんもよく投げて遊んでいる。
…もっとも、落すと電気を出してくるから、ものすごく緊張感のある遊びではあるけど。

「あっそうだ！」

突然ゑの子お兄ちゃんが叫びだして、今まで投げていたまっぎょを校庭に並べ始める。
君も手伝って！と言われ、言われた通りにまっぎょをたくさん校庭に並べた。

「これでよしっと！じゃあ、ロミ男を呼んでみよう！」

「はいっ！せーのっ」

「「ロミ男ーーーーーーーーー!!!!!!!」」

すると、教室の窓からロミ男おにいさんが顔を出す。

「うるせぇ静かにしてろ貴様…ら…？」

校庭には、僕たちがまっぎょで一生懸命作った「HAPPY BIRTHDAY」の文字。
それが目に入ったらしいロミ男おにいさんは、次のチャイムで僕たちの方に降りてきた。

「お前らなんのつもりだ」

「えっだって今日ロミ男の誕生日でしょ？」

「だからプレゼントです!!」

今回のプレゼントは正直マッギョチョコだけになるかな？って思ってたけど、お兄ちゃんの機転で素敵なまっぎょ文字ができたので、自信を持って胸を張る。
そして、一緒にマッギョチョコもあげた。

「…そういえば、お前に渡されたちまい生き物に青いのが増えてたんだが…飯のチョコも食わないし」

青い、ちまシオン。
色違いのちまシオン。

「!!!!!!!!!ロミ男おにいさん!!!!!!!!それはレアちまシオンです!!!!」

「はぁ？」

時々、ちまシオンが青いちまシオンを引っ張ってくることは僕もよく知っていた。
それを、僕は便宜上『レアちまシオン』と呼んでいる。

「レアちまシオンは、好きなのがビターチョコレートなのでそれは食べないです！なので、これをあげてください!!」

そう言って手渡したのは、マッギョチョコのビター味。
レアちまシオンは性格こそ普通のちまシオンだけど、苦味とか大人の味が好きなことがわかったので、新たに専用の餌を開発した。

「お、おい結局手がかかるのはいｓｓｈ「じゃあアルシェに帰ります!!」

そう言うと、ゑの子お兄ちゃんと二人で走り出した。
今年も喜んでもらえたらうれしいなぁ!!




……………

うおおおお打てた!!!!散文だけど!!!!
んなわけでロミオさんお誕生日おめでとうございますー!!!!
今年もシオンがすみませ…!!!!

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2012/08/08 (Wed) いつもどおりが、こんなにも

そして少尉の誕生日もやってきた！よ!!!
追記から!!
例によって企画内時間経過はまるで無視←

「おーい!!」

「ふぇ？」

ゑの子お兄ちゃんが、まっぎょを抱えて走ってくる。
その顔は、すごく楽しそう。

「今日はハゲガワさんの誕生日だよ!!」

そう、今日はハセガワ少尉のお誕生日だ。
いろんなことをすぐ忘れちゃうゑの子お兄ちゃんが覚えてるのは珍しいな、と思ってそう言うと。

「だって、ハゲの日の前の日でしょ??」

「は、ハゲの日じゃないですはｇ…あれ？ハゲ？」

少尉の誕生日の次の日はハゲの日じゃなかった気もするけど、まぁそれはそれだ。
まずはお誕生日のプレゼントを買いに行こうという話になった。

「去年はお魚だったよねー、あと何が好きかな？」

「…うーん…あっ！そうです！ハセガワ少尉海に潜るのが好きです!!」

「それだ!!」

二人でそう思い立って、町中の潜水具が売っているお店を探して出かけた。

……………

「ふぅ…いっぱい買ったねー」

「ねー」

そんなことを言いながら歩いていると。
通りをはさんで向こう側に、ペット用品のお店が出ているのが見えた。

「あー…クリスも綺麗にしてあげたいなぁ…ちょっと待ってて、行ってくる!!」

そう言って、ゑの子お兄ちゃんは走って行った。
戻ってきたときにはぐれると困るから、僕はそこで待機。

けど。

待てど暮らせど、お兄ちゃんが戻ってこない。
心配になった僕は、荷物を抱えてお店の方へ歩き出した。

「あっ…ゑの子お兄ちゃん!!」

うろうろして、ようやくゑの子お兄ちゃんに会えたとき、初めて気づいた。

「…あれ…？」

自分たちが、そろって迷子になっていることに。

……………

しばらく、しりとりしたり、まっぎょ投げて遊んだり、世間話したりして過ごしてたけど、いつの間にか日が暮れて。

「…お前ら、艦にいないと思ったらこんなところで何してるんだ？」

「ふぇ!!?あっ、少尉!!」

振り返ると、立っていたのは少尉。

「違うよさぼってるんじゃないよ！ハゲガワさんの誕生日プレゼント買いに来たんだよ!!」

「だから俺はハゲガワではなくハセガワです…とりあえず俺の誕生日の件は置いておいて、そこに座れ二人とも」

…なぜか今年も少尉に正座でお説教をされてしまった。
けど、僕にはこういう、いつもどおりの風景がとても楽しくて。
怒られてるのに楽しいのは変かもしれないけど、それでも、僕は。

「(なんか、うれしいなぁ)」

そんな風に、思った。




……………

うおおおおお間に合った!!!!
本気で今年ぎりっぎり過ぎる間に合わないかと思った!!!!!
たぶんこの後イデアル帰って、ちゃんと少尉にプレゼント渡して喜んでもらったんだと思います←

少尉とゑの子お兄ちゃんお借りです!!

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2012/08/02 (Thu) Anniversary

今年も！セルさんのお誕生日がやってきたよ!!!!
お祝いSS！
追記から!!

ちなみに、最初実際の企画時系列でやろうと思ったけど、やっぱりにぎやかなままいてほしいので、企画時系列は無視してます。

「お兄ちゃん、ゑの子お兄ちゃん!!」

「うん、行こう!!」

僕とゑの子お兄ちゃんが向かったのは、料理教室。
…去年、二人でセル君に僕のお勧めのケーキをプレゼントしたけど、そのすぐあと。

……………

「うーん…」

「どうしたの？通信班の子、喜んでくれたじゃない」

せっかくだもん、僕だって…何か、女の子らしいことをしたいなぁって、そう思った。
大好きな人の誕生日にくらい、自分の手で何かがしたい。
それを話すと、ゑの子お兄ちゃんはまっぎょを投げながらうーん、と考え込んで、ぽん、とまっぎょを叩いた。

「あっ…じゃあ、料理教室は？１回だけ無料で教えてもらえるんだって！」

「お兄ちゃんすごいです!!えへへ、お兄ちゃんも一緒にいきましょうね!!」

……………

そんなわけで、たどりついた料理教室。
カップケーキの作り方を教えてくれるらしい。

「はい、先生、まっぎょは入れていいですか？」

「…え…」

僕たちは割と本気で聞いたつもりだったんだけど、先生の顔が引きつってるから、あえてやめておいた。
こういう時は、ちゃんと言うことを聞いておいた方がいいものが作れる。

おいしそうに焼きあがって、先生がテーブルの上のものを使って好きに飾り付けしていいですよ、って言うから、チョコレートとかチョコソースいっぱい使って、まっぎょの飾り付けをして、箱に詰めた。

「うん、これで通信班の子も喜ぶね!!」

「はいっ!!」

……………

そして。

「セルくーん」

「…？シオンさんに、犬神少尉？」

二人で、お誕生日おめでとうって言って、作ってきたカップケーキを手渡した。

「わっ…これ、二人で作ってきたんですか？けどずいぶんいっぱい…」

驚くセル君を横目に、二人でテーブルの準備を始める。
また一緒にケーキ食べるんだ！

「えっと…この飾り付けは…マッギョ？」

「うんっ！セル君電気苦手だから、せめて飾り付けだけでもまっぎょにしたかったの！」

「でねっ、こっちがシャワーズで、これがモルフォンで、これがエネコロロで…あっしまった！ラグラージがいないよ!!」

そんな風に慌てていたら、声をかけてきたのはハセガワ少尉。

「騒々しいぞお前ら…ん？何かしてるのか？」

「ハゲガワさん大変だよ！僕たちラグラージ作ってくるの忘れちゃった!!」

ハゲガワではなくハセガワです、って訂正する少尉も一緒に、みんなでカップケーキを食べる。
大好きな人のお誕生日をにぎやかにお祝いできるのって楽しいなぁ…。

…あと一個、胸ポケットに入っている青い軸の万年筆は、あとで解散したら渡しに行こうっと。




……………

まっ…まにあったああああああああ…!!!!!!!
今年は正直間に合わないかもとgkbrしてたセルさんお誕生日SS!!
セルさん大好きだ!!!!!!
そしてゑの子お兄ちゃんと一緒にお料理教室とか絶対カオスだと思う←

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