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ポケ擬企画関連の妄想どころ。

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2024/11/15 (Fri)                  [PR]
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後篇いくよ!!!
追記から!!

「ありすせんぱあああああああい!!!!!!」

「(…!!!!!)」

バンっと大きな音を立て、扉を開けた彼を見て、アリスは絶句した。
走ってきたのだろうか、まだ大きく肩で息をしている。
間に合った、とでも言いたげな顔をして、会場内に響き渡る声で叫んだ。

「だいすきだあああああああああっ!!!!!!」

「!!!!!!!」

一瞬、何を言われたのかわからず、頭が真っ白になった。
その次の瞬間、言われた言葉をおどろくほど冷静に、脳内で反芻する。
その意味を理解した瞬間、アリスの体は壇上から飛び降りていた。

「白鐘さんっ!戻りなさい!!」

「有栖ちゃん!!?」

「いいじゃんいいじゃん、有栖ちゃんも女の子なんだしぃ!」

先生の制止も聞かず、彼の方へと走った。
そして、そのまま腕の中に飛び込んで。

「…アリスも…アリスも土門さんのこと、だいすきです…!!!!」

勇気を振り絞って出した言葉は、嬉しさで流した涙で震えて。
ちゃんと届いたのかよくわからないまま、アリスの体は宙に浮いた。
自分の体を支える感触に、抱きあげられたのだと気づく。

「よーし!じゃあせんぱいしっかりつかまってろよ!!」

「えっ…えっ、ど、土門さんっ!!?」

アリスを抱き上げたまま、突然走りだす土門さんの首元にぎゅっとつかまる。
土門さんが追い越す人たちが、みんなこっちを見ている気がして…なんだか恥ずかしかった。

「…ど、土門さん…みんな見てます…」

「大丈夫大丈夫!見させとけって!!!」

そのまま走って出てきたのは、校庭の真ん中。
そこで、もう一度彼は叫んだ。

「ありすせんぱああああああい!!!!!!ずっと一緒だああああああああああっ!!!!!!」

その声に驚いた周囲の人が、さっとこちらを見る。
少し、また勇気がいったけれど…なおさら強く彼の首元に抱きついて。

「はいっ…ずっと…一緒ですっ…!!!!」

そう、叫んだ。
…すっかり暖かくなってきた、アリスたちの春は、ここから始まる。




……………

ひいいい打てた!!!!
そんなわけで、めでたく卒業式で土有くっつきました!!!!!
これからは公然とらぶらぶしまくれますねやった!!!!!!
土門さん・カヤナさん・丸野さんお借りしました!!!!
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