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前々から滾ってはいたんだがなかなか書けなかったSSー!
今回は千藍です///
千種が高所恐怖症でごめんね!!!!!
追記から!
…まずい。
どうやら、宋条軍曹が、僕の高所恐怖症の件をよりによって藍紗ちゃんにばらしたらしい。
…あれほど口止めしておいたというのに…人の口に戸は立てられないというかなんというか。
いや、この間涙目の藍紗ちゃんと話をしているところを誤解されたかな…僕は藍紗ちゃんをいじめたつもりもいじめるつもりもないんだけど。
宋条軍曹を問いただしたところ、
『あらあら、女の子を泣かせただけで男の子としては重罪よ?』
…だそうだ。
この人のいたずらは時々無邪気に悪趣味だ。
藍紗ちゃんにだけは、知られたくなかった。
だからなのか、彼女は、僕のことを空から守るって言った。
確かに、それは心強いんだ。
だけど。
『藍紗ちゃん』
『先輩?』
彼女を呼び出して、広い所へ。
空が青い。
彼女は、明日も、明後日も…この空を飛ぶのだろう。
それを…僕はこの大地で、見送ることしかできない。
『……空に』
『?』
『藍紗ちゃんと、空に上がれたら…同じ目線に立てたら、もっと、近くで守ってあげられるのかな』
ふっと出たのは、僕の本心。
君はないものねだりと笑うだろうか。
『せ、先輩!だから先輩のことはこっちが…!』
あわてて言いかけた藍紗ちゃんを制し、もう一言。
『でも…僕は空を飛ぶことはできないから…藍紗ちゃんが帰る場所が、いつもと同じ、あったかい場所になるように…ここから、ずっと守るよ』
その瞬間、藍紗ちゃんがぱぁっと明るく笑う。
その笑顔が見られるのが、何よりもうれしい。
君が笑っていられるその場所を
僕は、この大地から守っていこう
……………
うおおお何か日本語ログアウト…!
んなわけで、藍紗さん全面的にお借り!!
硯さんのSS見たときから書こうって決めてた!!!!!
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