ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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前についったでタグゆるぼったときにリク貰った唯砂!
ちょうど本家様でイベ来てるので、それも絡めて書いてみるよ!
追記から!!
ちょうど本家様でイベ来てるので、それも絡めて書いてみるよ!
追記から!!
……おそらく、久々の大規模な海戦になるだろう。
軍上層部の判断はこうだった。
私…砂崎 刻斯が医務官を務める朽貫にもそんな旨の入電が来て、船は当該の海域へと差しかかろうとしていた。
「…ん…砂崎サン」
これから、多かれ少なかれ犠牲がでるであろうことを予感し、そのことで頭がいっぱいになっていた私に声をかけてきたのは。
「唯、さん…」
「顔色悪いよ?これから戦闘海域なのに大丈夫?」
そう、私がこんな調子じゃいけない…でも…。
「……大丈夫、です…でも……」
「?」
「…唯さんの、せいでも…あるんですからね…?」
その私の言葉に、眼の前の唯さんは目を丸くした。
それはそうだろう…いきなり私がふさぎこんでいるのを自分のせいにされたのだから。
「えっ…?どういうこと?」
…唯さんが所属しているのは、応急工作班。
艦が被弾し次第、その修復に当たらなくてはいけない立場。
まして…唯さんはその班の最高責任者なのだ。
おそらくは、根がまじめな唯さんのこと…率先して修繕に当たるのだろう。
そしてそれは…彼が危険度の高いところで仕事をしなくてはならないということに直結する。
「…心配、なんです」
「え?」
「唯さんが余計な怪我をしないか、過労で倒れたりしないか…そんなことばかり考えて…私は、あなたのことを失いたくない」
軍の医務官として、こんなことを言ってはいけないだろう。
もちろん、そんなこと分かってる。
身勝手だということも、医療の平等という観点から著しくかけ離れているということも。
それでもこの気持ちを…これから危険な場所に赴く彼に伝えないのは、我慢できなかった。
「……ふふ、医務官失格ですね、私…こんな状況でも、私はあなたが一番大事なんです」
もちろん唯さんの目を見ることなんて恥ずかしくてできないけど、これが、私の気持ち。
あなたに負担になってしまうかもしれないと思いつつ伝えずにはいられなかった、私の。
「大丈夫じゃない?」
「えっ…」
「砂崎サンは神様じゃないんだしさ、医務官の仕事とは別に大事なものがあっても自然じゃん」
そう言って、普段通り笑ってくれて。
「ま、それが俺だってのは初耳だけど?」
そう、付け加えた。
…あぁ…いつもの唯さんの笑顔だ。
その笑顔を見るだけで、不安の溶けていく笑顔。
「…唯、さん…」
………ちゅ
「…さ、砂崎、サン…?」
「絶対…戻ってきてください…私は…あなたが怪我するところなんて…見たくない」
私の突然の行動に驚いた様子を見せた唯さんだったけれど、すぐ普段の調子に戻って。
「りょーかい、ま、医務官殿の頼みなら善処しますよ…で」
「?」
「無事に帰ってきたら、今の続き、してくれるんでしょ?」
「…えっ…あっ、そのっ、唯さんっ!!!!」
悪戯っぽく笑って、医務室を後にするその後ろ姿を見送りながら。
ただ願うのは、彼の無事、この艦の無事。
……………
んなわけで唯砂!
海戦直前かな!!
まぁ…砂崎さんにしては勇気出した方よな!
軍上層部の判断はこうだった。
私…砂崎 刻斯が医務官を務める朽貫にもそんな旨の入電が来て、船は当該の海域へと差しかかろうとしていた。
「…ん…砂崎サン」
これから、多かれ少なかれ犠牲がでるであろうことを予感し、そのことで頭がいっぱいになっていた私に声をかけてきたのは。
「唯、さん…」
「顔色悪いよ?これから戦闘海域なのに大丈夫?」
そう、私がこんな調子じゃいけない…でも…。
「……大丈夫、です…でも……」
「?」
「…唯さんの、せいでも…あるんですからね…?」
その私の言葉に、眼の前の唯さんは目を丸くした。
それはそうだろう…いきなり私がふさぎこんでいるのを自分のせいにされたのだから。
「えっ…?どういうこと?」
…唯さんが所属しているのは、応急工作班。
艦が被弾し次第、その修復に当たらなくてはいけない立場。
まして…唯さんはその班の最高責任者なのだ。
おそらくは、根がまじめな唯さんのこと…率先して修繕に当たるのだろう。
そしてそれは…彼が危険度の高いところで仕事をしなくてはならないということに直結する。
「…心配、なんです」
「え?」
「唯さんが余計な怪我をしないか、過労で倒れたりしないか…そんなことばかり考えて…私は、あなたのことを失いたくない」
軍の医務官として、こんなことを言ってはいけないだろう。
もちろん、そんなこと分かってる。
身勝手だということも、医療の平等という観点から著しくかけ離れているということも。
それでもこの気持ちを…これから危険な場所に赴く彼に伝えないのは、我慢できなかった。
「……ふふ、医務官失格ですね、私…こんな状況でも、私はあなたが一番大事なんです」
もちろん唯さんの目を見ることなんて恥ずかしくてできないけど、これが、私の気持ち。
あなたに負担になってしまうかもしれないと思いつつ伝えずにはいられなかった、私の。
「大丈夫じゃない?」
「えっ…」
「砂崎サンは神様じゃないんだしさ、医務官の仕事とは別に大事なものがあっても自然じゃん」
そう言って、普段通り笑ってくれて。
「ま、それが俺だってのは初耳だけど?」
そう、付け加えた。
…あぁ…いつもの唯さんの笑顔だ。
その笑顔を見るだけで、不安の溶けていく笑顔。
「…唯、さん…」
………ちゅ
「…さ、砂崎、サン…?」
「絶対…戻ってきてください…私は…あなたが怪我するところなんて…見たくない」
私の突然の行動に驚いた様子を見せた唯さんだったけれど、すぐ普段の調子に戻って。
「りょーかい、ま、医務官殿の頼みなら善処しますよ…で」
「?」
「無事に帰ってきたら、今の続き、してくれるんでしょ?」
「…えっ…あっ、そのっ、唯さんっ!!!!」
悪戯っぽく笑って、医務室を後にするその後ろ姿を見送りながら。
ただ願うのは、彼の無事、この艦の無事。
……………
んなわけで唯砂!
海戦直前かな!!
まぁ…砂崎さんにしては勇気出した方よな!
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