ポケ擬企画関連の妄想どころ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ついったでタグ募集かけたらなぜか当事者外からセルシオリク貰ったので書いてみるよ!!
今回は普通に健全だ!←
追記から!!
今回は普通に健全だ!←
追記から!!
「もうすっかり秋だね」
――アルシェ国所有・戦艦イデアル甲板。
セル君とお昼を食べて、腹ごなしに甲板に出てきた。
風が気持ちいい。
ふわりと髪を撫でたその風に、感じたことをそのまま声に出した。
「そうだね、前の寄港の時はもっと暑かった気がするけど、ずいぶん気持ちよくなったね」
そう、隣にいるセル君が笑う。
「それに」
「?」
穏やかに空を見上げ、手を伸ばすセル君。
「空がね…すごく、高く感じない?」
伸ばしたその手の先、はるか遠くに広がるのは、水平線からずっと広がっている青い空。
海と空に溶け込みそうな青い髪を風に遊ばせ、僕の方に向き直る。
綺麗だな、と思った。
そして。
「ふえっ!!?」
気づいた時には、僕の体が宙に浮いていた。
脚と腰にかかる細い圧力に、セル君に抱き上げられたのだと気づく。
「せっ、セル君!?」
「シオンさんを抱き上げるくらいならできるかなって……」
そう言って苦笑するセル君。
普段から力仕事は得意じゃないだけに、やっぱりちょっとつらそうだ。
「せ、セル君、僕…重いでしょ?下して…いいよ?」
「だ、大丈夫……ほら、手、伸ばしてみて?」
やっぱり重いからか、色白の顔を少しだけ赤くして、僕にそう促してきた。
言われるまま、そっと右腕を空に伸ばした。
…遠い。
あの綺麗な青が、この上なく遠い。
「…も…」
「?」
「空も海も…両方、こんなに青くて綺麗だから…空は、こんなに遠いのかな?」
「どういうこと?」
「だって、海はいつも僕たちの触れられるところにあるから…これで、空にも触れられたら大変だよ?」
そう言って、笑った。
「……海と、空と………セル君」
「え?」
「僕が大好きな青いもの」
そう、素直に言うと、ただでさえ少し赤みのさしていたセル君の顔は真っ赤になった。
慌てて、僕のことを落としそうになって、すんでのところでこらえた。
「しっ、シオンさんっ…!!!」
「えへへ…だからね、空にも触れられたら…僕、贅沢過ぎるなって」
そう言って、セル君に下してもらい、船室に入る。
(でもね、思ってるんだ)
(大好きな貴方と一緒なら……いつか、この手が空に触れられるんじゃないかなって)
……………
はい散文乙!!!!!
突発で脳内にプロット浮かべながら書くからこうなるこれだから清峰は!!!!
んなわけで、リクのあったセルシオ!全力でセルさんお借りです!!
…常日頃親御さんにもやしもやし言われてるセルさんが42kgのシオンを姫抱き出来るのかはアレとして←
散文ですが書いてて楽しかったです!
リクありがとうございました!!
――アルシェ国所有・戦艦イデアル甲板。
セル君とお昼を食べて、腹ごなしに甲板に出てきた。
風が気持ちいい。
ふわりと髪を撫でたその風に、感じたことをそのまま声に出した。
「そうだね、前の寄港の時はもっと暑かった気がするけど、ずいぶん気持ちよくなったね」
そう、隣にいるセル君が笑う。
「それに」
「?」
穏やかに空を見上げ、手を伸ばすセル君。
「空がね…すごく、高く感じない?」
伸ばしたその手の先、はるか遠くに広がるのは、水平線からずっと広がっている青い空。
海と空に溶け込みそうな青い髪を風に遊ばせ、僕の方に向き直る。
綺麗だな、と思った。
そして。
「ふえっ!!?」
気づいた時には、僕の体が宙に浮いていた。
脚と腰にかかる細い圧力に、セル君に抱き上げられたのだと気づく。
「せっ、セル君!?」
「シオンさんを抱き上げるくらいならできるかなって……」
そう言って苦笑するセル君。
普段から力仕事は得意じゃないだけに、やっぱりちょっとつらそうだ。
「せ、セル君、僕…重いでしょ?下して…いいよ?」
「だ、大丈夫……ほら、手、伸ばしてみて?」
やっぱり重いからか、色白の顔を少しだけ赤くして、僕にそう促してきた。
言われるまま、そっと右腕を空に伸ばした。
…遠い。
あの綺麗な青が、この上なく遠い。
「…も…」
「?」
「空も海も…両方、こんなに青くて綺麗だから…空は、こんなに遠いのかな?」
「どういうこと?」
「だって、海はいつも僕たちの触れられるところにあるから…これで、空にも触れられたら大変だよ?」
そう言って、笑った。
「……海と、空と………セル君」
「え?」
「僕が大好きな青いもの」
そう、素直に言うと、ただでさえ少し赤みのさしていたセル君の顔は真っ赤になった。
慌てて、僕のことを落としそうになって、すんでのところでこらえた。
「しっ、シオンさんっ…!!!」
「えへへ…だからね、空にも触れられたら…僕、贅沢過ぎるなって」
そう言って、セル君に下してもらい、船室に入る。
(でもね、思ってるんだ)
(大好きな貴方と一緒なら……いつか、この手が空に触れられるんじゃないかなって)
……………
はい散文乙!!!!!
突発で脳内にプロット浮かべながら書くからこうなるこれだから清峰は!!!!
んなわけで、リクのあったセルシオ!全力でセルさんお借りです!!
…常日頃親御さんにもやしもやし言われてるセルさんが42kgのシオンを姫抱き出来るのかはアレとして←
散文ですが書いてて楽しかったです!
リクありがとうございました!!
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
そらジロー
最新CM
[10/12 louis vuitton clutches bags]
[12/01 清峰]
[11/20 森本 周]
[09/02 夜宮]
[08/27 清峰 霧居]
最新記事
(01/01)
(04/04)
(04/04)
(07/03)
(06/30)
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(01/01)
(01/02)
(01/03)
(01/04)
(01/05)
P R