ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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火漣10月SS、後日談です!
霊城家でのあれやそれ←
追記から!
霊城家でのあれやそれ←
追記から!
四の暁天でのゲームを終え、家に帰ってきた。
…けど、それ以降、お兄ちゃんがどういうわけか、ふさぎこみがちになって…すごく、心配…。
ゴーレムさんは、お兄ちゃんが元気ない理由、知ってるのかな…?
「……『ゴーレムさん』」
「ナンデショウカ」
「……『帰って来てから、お兄ちゃんの元気がないの…何か、知ってる?』」
その質問に、ゴーレムさんはゆっくりと首を横に振る。
「ソノ質問ヘノ回答ハ、用意デキカネマス」
「……『そう…あ、あと…ゴーレムさん本人にも聞きたいことがあったの』」
「ナンデショウカ」
…あの世界で出会った『ゴーレムさん』…『お兄ちゃん』が倒れた時に、泣いていたみたいだった。
今すぐじゃなくても…本物のゴーレムさんも、あんな風になるのかなって…少し、気になった。
だから、少し質問を変えて、聞いてみた。
「……『お兄ちゃんのこと、好き?』」
「マスターハ、従ウベキ対象デアリマスノデ」
「……『従う、っていうのは、嫌じゃない?』」
「マスターヘノ反逆意志ハアリマセン」
…それだけ聞ければ十分。
私は…本物のお兄ちゃんとゴーレムさんにも、ちゃんとした信頼関係があるんだって、そう思ってる。
ありがとう、と一言お礼を言って、お兄ちゃんの部屋へ向かった。
……………
小さくドアを叩く。
「…漣か?開いてるぞ」
その声に促されて、部屋の中へ。
…やっぱり、お兄ちゃんはあまり元気がないようだった。
入口に立つ私の姿を認め、顔をあげた。
「どうした?」
「……『うん…お兄ちゃん、地下から帰って来てから元気無いから…どうしたのかなって…』」
お兄ちゃんの眉が少しだけ動いた。
何か、隠し事をしてる時の顔。
生まれた時からずっと一緒だもの…そのくらい、分かるよ…。
「…別に、普段通りだと思うが?」
「……『私にも、言えない?』」
そう言って、ぎゅっとお兄ちゃんの手を握る。
…いつぶりだろう…どうしても分かってほしいこととか、伝えたいことがあるとき、私はこうして、お兄ちゃんの手を握っていた。
それが、不思議と私の気持ちが一番お兄ちゃんに伝わる方法だった。
…この方法なら、言葉なんていらないくらいに。
「……お前にはかなわないな」
「……『話して、くれるの?』」
そう言うと、お兄ちゃんは自分の気持ちをぽつぽつと話し始めた。
「今回、地下でせん滅対象になっていた『お前』のことでな…」
…お兄ちゃんの話では、あの『私』は普段の私とかけ離れたまがいものだから、あのときは何の躊躇もなく攻撃できたけど、あとあと冷静になって考えたら、私の姿をした相手を傷つけてしまった、そのことで、お兄ちゃんはずっと悩んでいたというのだ。
「……『お兄ちゃん……そのことね、私…お礼が言いたいくらいなんだよ?』」
「俺はお前と同じ顔をした相手を平気で傷つけたんだぞ?それでなぜ礼なんて…」
「……『あの、ね…私も、悩んでたんだ…あの『私』のこと…あの『私』は…たぶん、どこかで間違ったらああなってた可能性がある私…昔みたいに、お兄ちゃんのこと以外を見られなかった私』」
「…」
「……『酷いって思った…でも、間違いなく、あれは変われなかった私なの…それを、攻撃してくれたってことは…今の私のこと、お兄ちゃんも肯定してくれたってことだから・・・素直にうれしいの』」
ずっと手を握ったまま、私は出会った『私』について考えていたことを話した。
そして。
「……『私の目…嘘、ついてる?』」
まっすぐ、お兄ちゃんを見つめた。
現実で言葉が不自由な私は、字を書くことすらできなかった小さい頃、こうして目と手で『話し』ていた。
「よかった、のか?あれで…」
「……(こくん)」
「……久しぶりだな、こんな風に…真正面から向き合って話をするなんて」
そう言って、軽く頭を撫でてくれた。
「……『うん…でも…やっぱり、お兄ちゃんとは…こうやって話すのが、一番好き』」
……少しだけ、その言葉に微笑んで見えたお兄ちゃんを見て、話をしに来てよかったって…そう、思った。
……………
ウワアアアアアアアなんだこれ長い!!!!
しかも昨日のより文体酷い気しかしない!!!!!
んなわけで漣の10月イベ後日談!!
スパロボ主従さん全面的にお借りです!!
もう全面通して私の妄想でな…いや、反転漣に攻撃加えて凹んでるお兄ちゃんのシチュはお話し合いしてたけど!!!!
…手握って会話とか萌えるじゃない…(黙って)
…けど、それ以降、お兄ちゃんがどういうわけか、ふさぎこみがちになって…すごく、心配…。
ゴーレムさんは、お兄ちゃんが元気ない理由、知ってるのかな…?
「……『ゴーレムさん』」
「ナンデショウカ」
「……『帰って来てから、お兄ちゃんの元気がないの…何か、知ってる?』」
その質問に、ゴーレムさんはゆっくりと首を横に振る。
「ソノ質問ヘノ回答ハ、用意デキカネマス」
「……『そう…あ、あと…ゴーレムさん本人にも聞きたいことがあったの』」
「ナンデショウカ」
…あの世界で出会った『ゴーレムさん』…『お兄ちゃん』が倒れた時に、泣いていたみたいだった。
今すぐじゃなくても…本物のゴーレムさんも、あんな風になるのかなって…少し、気になった。
だから、少し質問を変えて、聞いてみた。
「……『お兄ちゃんのこと、好き?』」
「マスターハ、従ウベキ対象デアリマスノデ」
「……『従う、っていうのは、嫌じゃない?』」
「マスターヘノ反逆意志ハアリマセン」
…それだけ聞ければ十分。
私は…本物のお兄ちゃんとゴーレムさんにも、ちゃんとした信頼関係があるんだって、そう思ってる。
ありがとう、と一言お礼を言って、お兄ちゃんの部屋へ向かった。
……………
小さくドアを叩く。
「…漣か?開いてるぞ」
その声に促されて、部屋の中へ。
…やっぱり、お兄ちゃんはあまり元気がないようだった。
入口に立つ私の姿を認め、顔をあげた。
「どうした?」
「……『うん…お兄ちゃん、地下から帰って来てから元気無いから…どうしたのかなって…』」
お兄ちゃんの眉が少しだけ動いた。
何か、隠し事をしてる時の顔。
生まれた時からずっと一緒だもの…そのくらい、分かるよ…。
「…別に、普段通りだと思うが?」
「……『私にも、言えない?』」
そう言って、ぎゅっとお兄ちゃんの手を握る。
…いつぶりだろう…どうしても分かってほしいこととか、伝えたいことがあるとき、私はこうして、お兄ちゃんの手を握っていた。
それが、不思議と私の気持ちが一番お兄ちゃんに伝わる方法だった。
…この方法なら、言葉なんていらないくらいに。
「……お前にはかなわないな」
「……『話して、くれるの?』」
そう言うと、お兄ちゃんは自分の気持ちをぽつぽつと話し始めた。
「今回、地下でせん滅対象になっていた『お前』のことでな…」
…お兄ちゃんの話では、あの『私』は普段の私とかけ離れたまがいものだから、あのときは何の躊躇もなく攻撃できたけど、あとあと冷静になって考えたら、私の姿をした相手を傷つけてしまった、そのことで、お兄ちゃんはずっと悩んでいたというのだ。
「……『お兄ちゃん……そのことね、私…お礼が言いたいくらいなんだよ?』」
「俺はお前と同じ顔をした相手を平気で傷つけたんだぞ?それでなぜ礼なんて…」
「……『あの、ね…私も、悩んでたんだ…あの『私』のこと…あの『私』は…たぶん、どこかで間違ったらああなってた可能性がある私…昔みたいに、お兄ちゃんのこと以外を見られなかった私』」
「…」
「……『酷いって思った…でも、間違いなく、あれは変われなかった私なの…それを、攻撃してくれたってことは…今の私のこと、お兄ちゃんも肯定してくれたってことだから・・・素直にうれしいの』」
ずっと手を握ったまま、私は出会った『私』について考えていたことを話した。
そして。
「……『私の目…嘘、ついてる?』」
まっすぐ、お兄ちゃんを見つめた。
現実で言葉が不自由な私は、字を書くことすらできなかった小さい頃、こうして目と手で『話し』ていた。
「よかった、のか?あれで…」
「……(こくん)」
「……久しぶりだな、こんな風に…真正面から向き合って話をするなんて」
そう言って、軽く頭を撫でてくれた。
「……『うん…でも…やっぱり、お兄ちゃんとは…こうやって話すのが、一番好き』」
……少しだけ、その言葉に微笑んで見えたお兄ちゃんを見て、話をしに来てよかったって…そう、思った。
……………
ウワアアアアアアアなんだこれ長い!!!!
しかも昨日のより文体酷い気しかしない!!!!!
んなわけで漣の10月イベ後日談!!
スパロボ主従さん全面的にお借りです!!
もう全面通して私の妄想でな…いや、反転漣に攻撃加えて凹んでるお兄ちゃんのシチュはお話し合いしてたけど!!!!
…手握って会話とか萌えるじゃない…(黙って)
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