ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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シオンが誕生日だったので今年も何か打とうかなって思って深夜1時過ぎに打っているなど←
シオンが士官学校にいた頃から、新兵で入ったころくらいの話。
エアーとかいろいろ出てくるので注意!
追記から!!
シオンが士官学校にいた頃から、新兵で入ったころくらいの話。
エアーとかいろいろ出てくるので注意!
追記から!!
「……興味、ないです」
僕…シオン・V・ファルファッレの当時の口癖はそれだった。
そもそも、周囲と進んでかかわりを持とうとしていたかすら、今の僕には思いだせない。
…僕の家は、性別で区別されることがなかった。
女の人でも、実力があれば上を目指せるんだって、お父さんにそう教えられて育ってきた。
でも…現実は違った。
僕は小さい頃から機械の扱いは得意だったけど、それを普通に受け入れてくれる人なんて、士官学校にはいなかった。
『女の子なのに珍しいね』
そんな言葉をかけられ、奇異の目を向けられ。
いつしか僕は、自分を殺すようになっていた。
世界に、楽しいことが見いだせなくなっていた。
だから…士官学校にいた頃のことは、よく覚えていない。
ずっと、周囲に興味がないふりをして、出来るだけ目立たないように。
何枚も、仮面をかぶっている気分だった。
……………
「無理しなくて、いいんだよ」
イデアルの機械班に配属されて、当時班長をしていた人からかけられた言葉。
「無理なんか、してないです」
そう、そっけなく返す。
どうせ、この人も僕を単なる興味の対象としてしか見ていない。
ただ僕が女の身で機械を預かる身であるのが珍しいだけ。
「シオン、と言ったね…僕は、入軍のときに君を見ている」
「!」
「素直にすごいな、と思ったよ…それと同時に、ひどい違和感を感じた」
その、違和感、とは。
「…今の状態じゃ、君はまだ…力を存分に出せていない」
「…」
なんで、わかったんだろう。
本当は、もっと。
(もっと、素直に笑いたかったんだって)
でも、ずっと付け続けてきた仮面を外すには、まだもう少し、時間が必要で。
班長がそう言ってくれたのに、僕は、まだ笑えなかった。
……………
「…それでも」
1枚、また1枚。
自分がそれまで心に張り付けてきた仮面を、周りの人たちが外してくれた。
溶かしてくれた、と言った方が正しいのかもしれない。
ゑの子お兄ちゃんを、うっかり「お兄ちゃん」って呼んでしまったあの日。
ハセガワ少尉も、班長と同じように僕を奇異の目で見ていないって知ったあの日。
「…あと、セル君が来た日」
「僕?」
その問いに、大きく首を縦に振った。
「…うん…セル君も、僕が機械班にいること、おかしいと思わないでいてくれたから」
軍のみんながいて、今の僕があって、そして。
普段どおりの僕でいいんだって受け入れてくれる、この軍が好き。
好きなものは素直に好きって、得意なことは素直にそれを誇っていいって、やっと許してもらえた気がしたから。
「だから…みんなに仮面を外してもらってからの人生は…全部、素直に出していこうって、そう思ったの」
そう、笑った。
大好きな人たちに、僕の作りものじゃない表情を、いっぱい見せられるように。
今日、僕はまた一つ、大人になる。
……………
うわああああなんだこの散文!!
ぶっちゃけ何が言いたいかよくわからん文章ですが、シオンの士官学校時代!!
ちらちらゑの子お兄ちゃんと少尉とセルさんお借りしました!!
僕…シオン・V・ファルファッレの当時の口癖はそれだった。
そもそも、周囲と進んでかかわりを持とうとしていたかすら、今の僕には思いだせない。
…僕の家は、性別で区別されることがなかった。
女の人でも、実力があれば上を目指せるんだって、お父さんにそう教えられて育ってきた。
でも…現実は違った。
僕は小さい頃から機械の扱いは得意だったけど、それを普通に受け入れてくれる人なんて、士官学校にはいなかった。
『女の子なのに珍しいね』
そんな言葉をかけられ、奇異の目を向けられ。
いつしか僕は、自分を殺すようになっていた。
世界に、楽しいことが見いだせなくなっていた。
だから…士官学校にいた頃のことは、よく覚えていない。
ずっと、周囲に興味がないふりをして、出来るだけ目立たないように。
何枚も、仮面をかぶっている気分だった。
……………
「無理しなくて、いいんだよ」
イデアルの機械班に配属されて、当時班長をしていた人からかけられた言葉。
「無理なんか、してないです」
そう、そっけなく返す。
どうせ、この人も僕を単なる興味の対象としてしか見ていない。
ただ僕が女の身で機械を預かる身であるのが珍しいだけ。
「シオン、と言ったね…僕は、入軍のときに君を見ている」
「!」
「素直にすごいな、と思ったよ…それと同時に、ひどい違和感を感じた」
その、違和感、とは。
「…今の状態じゃ、君はまだ…力を存分に出せていない」
「…」
なんで、わかったんだろう。
本当は、もっと。
(もっと、素直に笑いたかったんだって)
でも、ずっと付け続けてきた仮面を外すには、まだもう少し、時間が必要で。
班長がそう言ってくれたのに、僕は、まだ笑えなかった。
……………
「…それでも」
1枚、また1枚。
自分がそれまで心に張り付けてきた仮面を、周りの人たちが外してくれた。
溶かしてくれた、と言った方が正しいのかもしれない。
ゑの子お兄ちゃんを、うっかり「お兄ちゃん」って呼んでしまったあの日。
ハセガワ少尉も、班長と同じように僕を奇異の目で見ていないって知ったあの日。
「…あと、セル君が来た日」
「僕?」
その問いに、大きく首を縦に振った。
「…うん…セル君も、僕が機械班にいること、おかしいと思わないでいてくれたから」
軍のみんながいて、今の僕があって、そして。
普段どおりの僕でいいんだって受け入れてくれる、この軍が好き。
好きなものは素直に好きって、得意なことは素直にそれを誇っていいって、やっと許してもらえた気がしたから。
「だから…みんなに仮面を外してもらってからの人生は…全部、素直に出していこうって、そう思ったの」
そう、笑った。
大好きな人たちに、僕の作りものじゃない表情を、いっぱい見せられるように。
今日、僕はまた一つ、大人になる。
……………
うわああああなんだこの散文!!
ぶっちゃけ何が言いたいかよくわからん文章ですが、シオンの士官学校時代!!
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