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ポケ擬企画関連の妄想どころ。

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2024/11/15 (Fri)                  [PR]
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文章を一篇でまとめられる能力がほしいです←
アルデラVSジーヴルさん後篇!
追記から!

「…きし…よく、わからない…けど、てき、なのは…わかる」

変化の際に発生した電気エネルギーが、女性の髪を焦がしたのだろうか、周囲に焼け焦げた匂いがする。
…金色の毛並みに覆われた、青い爪。
これが、自分の本来の姿なのだ。
はかせに作ってもらった、大事な体。
…そして、目の前の相手を壊すための体。

「アル、おまえ、こわす」

その目に灯ったのは、敵意を通り越した、殺意。
はかせの敵だと確定したのなら、壊す以外の選択肢などあり得ない。

「ふふ、折角の可愛い顔が、台無しですよ?」

相変わらず余裕そうに見える女性の言葉を遮るように、爪の先から電撃を放った。

……………

…体の消耗はかなり激しい。
研究所から出られる18という年齢になって、アルデラはまだ日が浅い。
実戦経験など、ほぼ無きに等しかった。
女性の素早い動きを追いながら電撃を放ち続けるにも限度があるし、遺跡の中があちこち焼け焦げる程度には攻撃も外しているようだった。

「(でも)」

「(アル…はかせがきらいなひと、こわさなきゃ)」

思うことはその一点。
アルデラにとって、はかせに害を為すか為さないかのみがその善悪の判断基準であり、行動規範である。
そのために、彼女はこうして戦っているのだった。
そして、一瞬自分を見て、(何を思ったのかはわからないが)女性が微笑を浮かべたのを、彼女は見逃さなかった。

「(いまだ)」

シュッと腕を振ると、爪の先から高圧電流が走り、女性がサッと飛びのいた。

「なに、かんがえてる」

キッと相手をにらむと、女性は一気に間をつめ、

「あなたの、事ですよ」

そう言って、腕を振るった。
次の瞬間、自分の腕に走った衝撃は、痛み。
つうっ、と腕から血が滴る。
今、こちらの腕から電撃を放つには体への影響が大きい。
さっと女性との距離を取ると、そのまま女性はニッと笑ってもと来た道へと退いていく。

「っあ、まっ…!」

逃がしてはいけない。
自分の役目は、知らない人を壊すことなのに。

「失礼、お嬢さんのお相手は、ここまでです」

少しばかり、余裕を失っているらしい女性は、変わらず薄く笑うと、そのまま引いて行った。

「機会がありましたら、また遊びましょう、お嬢さん」

そう、言い残して。

「(…はかせ、ごめんなさい…アル、はかせのきらいなひとににげられちゃった)」

しゅん、とうなだれ、爪で裂かれた腕をかばいながら、もといた場所へ戻った。




……………

うおおおなんだこれ長い!!
ジーヴルさんと、少しだけですがイヅナさんお借りしました!!
アルのSSは一人称にしてしまうといろいろと障りが出るので、こんな感じで頑張って三人称書いていこうかな、と…!!!
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