2012/02/16 (Thu) そのなかに、残されたもの

霊城兄妹誕生日おめでとおおおおお!!!!
んなわけでなんかいろいろ幼少期までごった煮SS一本！
追記から!!

「何か、今日随分機嫌がいいみたい…何かあったの、漣姉さん？」

『うん、きょうはね、わたしと、お兄ちゃんの、たんじょうびなの』

「そうだったんだ、知らなかった…おめでとう」

「うん、ありが、とう」

…寒い朝、私は朝からキッチンでいろいろと準備をしていた。
毎年、こうして誕生日を祝うのが、私はすごく楽しみで…ヴィアちゃんの言うとおり、機嫌よく見えたかもしれない。
早起きして準備を済ませ、ゴーレムさんに朝の挨拶をしに行った。

『ゴーレムさん、おはよう』

「オハヨウゴザイマス」

「おにい、ちゃん、は？」

「マスターデシタラ、本日ハマダ見テオリマセンガ」

その答えを聞いて、部屋までお兄ちゃんを起こしに行った。
昨日も遅かったんだろうか、まだよく寝てる。

(お兄ちゃん)

「…………ん…」

「おはよ、う、おにい、ちゃん」

「……あぁ、おはよう……随分早いな…」

「きょうは、ちょっと、がんばった、の」

まだ眠そうなお兄ちゃんを引っ張って、リビングに向かう。
今年もこうしてお祝いができて、しかも家族が増えてて、すごく嬉しい。

『お兄ちゃん、お誕生日おめでとう』

そう、スケッチブックに書いた。

「全く…毎度毎度思うが、お前の誕生日でもあるんだからな？」

そう言って苦笑するお兄ちゃんから、包みを貰った。

「…いいの…？」

すごく嬉しい。
…そう言えば、私もお兄ちゃんにプレゼントを用意してたんだった…けど。

『お兄ちゃん、お兄ちゃんへのプレゼント、部屋に置いてきちゃった…』

そう書くと、わざわざこっちに戻ってくるのも面倒だろうからと、部屋までついてきてくれた。
すると、部屋の入口から見える、古びたヒメグマのぬいぐるみを視界に留めたらしかった。

「まだ、持ってたのか」

『だって、あれ…お兄ちゃんが初めて私にくれたプレゼントだから』

５歳の誕生日に、お兄ちゃんがお小遣いをほとんど全部はたいて買ってきてくれたぬいぐるみ。

……………

「れん」

(なぁに、おにいちゃん)

「こないだでかけたとき、ほしそうだったから、これ」

(わぁ…おにいちゃん、かれんうれしい…ずっとだいじにするね！)

……………

小さかった私には、両腕で抱えないといけないくらい大きかったけど、すごく大事にしてて…どこへ行くにもいつも一緒だったっけ。
小学校を卒業するころには縫い目とかすごく緩んじゃって、なかなか連れて歩くことはできなかったけど、机の上に置いて、連れ歩けなくなってからも部屋の中ではずっと一緒だった。

『だからね、これからも大事にしたいの』

用意してきたプレゼントをお兄ちゃんに手渡すと、そう書いて、笑った。





……………

んなわけで霊城兄妹の誕生日だよ！
全面的に霊城家組お借りしたぜ!!!
いや…あれだ、ロリ漣の持ってるヒメグマぬいぐるみをお兄ちゃんがお小遣いはたいて買ってくれたとかだったら可愛いなーって妄想をですｎ(((

お粗末さまでした!!

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2012/02/04 (Sat) キャラ把握の200題！＠VS・タリス

二次申請前にタリスの分だけでも消化しておこうと思います！
キャラ把握の200題ー！

追記から!!

●キャラについて語る200題

01：身長／体重
170cm/55kg　この身長の標準体重ってよくわからん
02：字のうまさ
女性っぽくない字であることは確か
03：絵のうまさ
無駄にかわいい　自覚はあるので人前で描かない
04：歌のうまさ
平均よりは上
05：視力
1.5/1.5
06：香り
石鹸系ならいいなと思う
07：声質
女性にしてはハスキー　イメボは折.笠.愛さん
08：髪質
ストレートだがかなりの剛毛
09：美人（美形）度
普通よりちょい上程度
10：プライド
とにかく高い
11：ハマっていること
食い歩き
12：チャームポイント
鋭い目元
13：甘党辛党
味覚音痴レベルの辛党
14：自己紹介の内容
公的にやるならフルネーム　じゃなければ普段名乗ってる通りに名乗って無難なこと言って終わる
15：最近の悩み
近くに住んでる野良猫に逃げられる
16：嘘の内容と上手下手
基本的に嘘つくのもつかれるのも嫌いなのでつかない　ついたところでものすごい下手
17：給料（小遣い）の額
中尉クラスの平均的な給料
18：特技
ゆで卵サイズまでの食べ物は丸のみできる　あと剣道
19：寝相
寝返りは酷いけど結局元の位置に戻ってくる
20：最長不眠時間
丸２日
21：平均睡眠時間
５，６時間
22：パジャマ
タンクトップ＋下着　上は下着つけない
23：鞄の中身
地図とか筆記用具とか最低限　あと猫にあったらあげられるようにジャーキーをこっそり持ち歩く
24：いつも身につけているもの
軍刀
25：休日の過ごし方
食い歩きかねて散歩
26：毎日の習慣
朝起きてすぐの体操
27：集めているものと所持数
特にはない
28：心から気を許している人
今後しだいかな
29：会ったことがないけど気が合いそうな人(企画外子注意)
拙宅の黒乃(ゼク♀)かな
30：本気で嫌っている人
本気でっつのはない
31：警戒する人への態度
すごい勢いで眉間にしわが寄る
32：尊敬する人
父親
33：客観的に見た性格
頑固・融通が利かない
34：他人に持たれている印象
堅い・怖い
35：プレゼントしそうなもの
無難に文房具系とか
36：貰うと喜ぶもの
何気に可愛いものあげるとその場は怒鳴られるけど内心は喜んでます　猫系が好き
37：お礼を言うときの言葉と態度
「ありがとう」　普段から比べるとちょっと笑います
38：謝り方
あんまり素直に謝れない　上官相手なら「申し訳ございません」ってちゃんと言うけど
39：足の速さ
言うほど速くない　標準
40：勘の良さ
ものによるけど基本いい
41：器用さ
非常に器用　家事全般は難なくこなす
42：礼儀正しさ
基本的には正しい
43：涙もろさ／泣く頻度
あまり涙もろくはない/悲しい顔はするけど滅多に泣かない
44：大人度／子供度
80/20
45：オシャレ度
30くらい　楽に着られればそれでいい感じ
46：ロマンチスト度
限りなく０に近い　軍人としての理想、という意味でロマンチストかと言われたら100振り切ると思うけど
47：負けず嫌い度
誰に対しても100はあるけど、犬猿お二人に関しては120すら余裕で振り切る
48：子供好き度
50　ちょっとの間相手するくらいならできる程度
49：他人の外見を気にする度
20くらい　よほどだらしなくなければって感じ
50：ツンデレ度
100　というかツンデレっつかツンドラ
51：知名度
常に犬猿お二人とぎゃーぎゃー言ってるので悪目立ちはしてそう
52：気持ちが顔に出る度
50くらい　とりあえずいらっと来ても抑えるように努力はする
53：ボケ度ツッコミ度
20：80
54：ワガママ度
50くらい　我を通すところは通す感じ
55：友人が愚痴ってきたら
叱咤激励が基本　相手見てあまりそれが有効でないと思えば完全に聞き役に徹する
56：旅行するなら
どこか空気の綺麗なところに行く
57：疲れたときは
とりあえず食う
58：他人にされると嫌なこと
だらしない行動をとられること　仕事はもちろん私生活でも
59：恐れていること（もの、人）
生きながらにして戦えなくなること
60：言われ慣れていること
堅い・男女
61：無人島に三つ持って行くなら
ナイフ・ロープ・火種さえあれば生きていけそうだこの人
62：秘密の数と内容
地震苦手なことの１点のみだが、別に秘密にも何にもなってない
63：実現不可能な願い
父と肩を並べて戦う
64：神や悪魔の存在について
いるとは思うがあえて祈らない
65：幽霊の存在について
いると思ってないのでザッキーさんが怖がってるのを見るとなんだこいつと思う
66：虫嫌い度
平然と叩き潰す
67：好きな時間帯
明け方
68：現在までの経歴
軍隊養成学校卒業後、陸軍に配属
69：幼少時代
男勝りな子ではあったけど、今よりは女の子してた　地震来ると泣いてた
70：二年前
ホウエン軍陸軍少尉
71：黙っているときの雰囲気
怒ってるようにしか見えない
72：トラウマやコンプレックス
地震が苦手
73：暑がり寒がり
寒がり　結構中に着込む
74：目と髪の色
紺髪赤目
75：似合わない服
フリルは無理だということが実証済み
76：怪我する頻度と原因
無茶して特攻することがあるので結構高め
77：スタイル／体つき
実は出るとこ出てる/割と細め
78：服の選び方
動きやすさ
79：喧嘩を売られたら
高値買取余裕　犬猿お二人相手なら釣りすら出さない構え
80：将来の子供の数
２人くらいはほしいけど相手ｇ(ry
81：何歳くらいまで生きそうか
70くらい
82：機械操作
滅茶苦茶に苦手
83：自信
ある
84：自分の好きなところ
軍人としての誇りを持っているところ
85：自分の嫌いなところ
実は意地を張る自分はあまり好きじゃない
86：好きな／嫌いな季節
春/冬
87：好きな／嫌いな色
紺・黒/どぎつい色は基本的に無理
88：世界一綺麗だと思うもの
空
89：一度は言ってみたい台詞
「貴様らの弾になど当たる私ではないっ！いいからさっさと撃たんか!!」
90：一度はやってみたいこと
牧場に行って産みたての鶏卵茹でて食う
91：動物に例えると
原型的には蛇だけど、原型無視すると、忠実すぎて駄犬な犬かね
92：色に例えると
紫
93：使えそうな魔法
かまいたちっつかそういう…斬撃系の風属性魔法・状態異常(毒・麻痺)
94：驚いたときに上げる声
「っ!!?」　たぶん声にならない
95：笑い声
「ふっ」
96：よく行く店／場所
近所の定食屋/食い歩きできそうな場所ならどこでも
97：よくする表情
大体怒ってる
98：よく取るポーズ
腕組み
99：漢字一文字で表すと
「刃」　いろんな意味で
100：キャラに合う四字熟語を作るなら
心身武装
101：好きな音楽
クラシック　勇壮な感じのが好き
102：好きな／嫌いな言葉
公明正大/卑怯
103：好きな／嫌いな天気
曇り/雪
104：好きな／嫌いな食べもの
ゆで卵・生野菜(おもにきゅうり)・辛いもの/苦味の強いものは大体無理
105：好きな花
黒百合
106：好きな／嫌いな動物
猫が一番好きだけどもふもふしたのは大体好き/ナメクジ
107：好きな作品の傾向
純文学　近代作品が好き
108：好きな／嫌いな飲みもの
飲み物は特にこだわらないけどブラックコーヒーは飲めない
109：悩みができたら
とにかく素振りとかして振り払う
110：運命の存在について
信じてない
111：自分の容姿への感想
考えたことない
112：自分の能力への感想
まだ上を目指せる
113：恋への興味
あんまりなさそう
114：恋をしたときの様子
乙女な部分が出てくれればいいなぁとは
115：恋をしたときのアプローチ方法
免疫無いから意外と押せないと思う
116：異性への耐性
「目の前に真っ裸の男がいても大丈夫ですか？」という趣旨であれば大有り　男女の関係という趣旨であれば皆無
117：モテ度
ないだろ
118：性的なテクニック
上に同じ
119：告白するときの言葉
「(抱きつきつつ)…ばっ…馬鹿か貴様は！察しろ!!」　あと相手の目は見れないかな
120：フェチ（マニア）
親が思いつかない
121：愛し方
意外に尽くすんじゃね？
122：甘え方
甘えるの絶対下手だ
123：一途さ
とんでもなく一途
124：体の丈夫さ
健常体
125：体力
かなりある
126：記憶力
困らない程度には　言われた悪口は覚えてそうね　意外と執念深いかも
127：リーダーシップ
あってほしいけど無理な気がする
128：社交性
あまりない
129：下着の色
紫系統　ちなみに上は晒
130：誕生日と血液型
11/４　A型
131：教え方
丁寧だけどスパルタ
132：詳しい分野
家事(特に調理)
133：これのためなら死んでもいい
国
134：体温（平熱）
35.5℃
135：世間知らず度
比較的常識人な部類
136：外出頻度（ペース）
オフだと結構出好きだと思う
137：声の大きさ
でかいっつか通る
138：ゲームの強さ
カードゲーム・ボードゲームは強いけどテレビゲームの類は本当苦手
139：化粧
社会人として恥ずかしくない程度に　薄い
140：ご飯を一緒に食べる人
同僚
141：物を買うときに重視する点
量より質
142：心の中で認めている人
ザッキーさんとスガさん
143：気の合う／好きなタイプ
嘘をつかない人
144：合わない／嫌いなタイプ
とにかくいろいろな状況下においてだらしない人
145：色々な相手への二人称（目上、部下、友人、敵etc）
上司：貴方・階級
部下(つか後輩)：お前・場合によって貴様
同僚：同上
敵：貴様
146：寂しがり度
20くらい
147：ドジ度
10くらい
148：好みじゃない物を貰ったら
「…貴様、もう少し人の好みを考えろ」　とはいえ好意でくれてるものならあまり強くいわずに受け取る
149：カラオケに行ったら
歌えと言われれば歌う程度　点数出る形式だと燃えそう
150：上機嫌なときの様子
ちょっと表情が柔らかくなる
151：不機嫌なときの様子
大体通常運転
152：（学生だった場合に）入りそうな部活
剣道部と調理部兼部してたら私が美味い
153：つい他人にやっちゃうこと
ツン全開
154：実は嫌いじゃない人
これもザッキーさんとスガさんだったら嬉しい
155：周囲からの人気
知らぬ
156：常識人度
80くらい
157：他人の目を気にする度
30くらい
158：可愛いもの好き度
実は100を余裕で振り切るくらい好き　表には出さないけど
159：考えを口に出す度
90
160：冷徹度
50くらい　毎度情にほだされるわけじゃないけど時々は
161：執着心の強さ
40くらい
162：持病
特になし
163：純情度
たぶん100振り切る
164：腹黒度
０　むしろ対極だと思う
165：本（書類）を読むスピード
速め
166：起きたら最初に
上脱ぐ→晒巻く→ポニテ作る
167：告白されたら
すっごいテンパる
168：精神の強さ
基本的には強め
169：敏感な場所
性的な意味で？　だとしたら腰から太腿にかけて　結構範囲広い
170：読んでいる雑誌
雑誌あんまり読まなさそう　あれだ…『食●』とか『クロ●ッサ●』とかは読んでそう
171：必殺技
二刀流でのテール二種(アイテ・ポイテ)
172：雑学の量
あんまり無駄知識仕入れる感じではなさそう
173：恋愛遍歴
一切ない
174：S度／M度
70/30　某診断ではドMって出たけどそれはそれだ
175：好きな数字
８
176：料理の腕
上手い　本職ちょっと下くらい
177：運動神経
いい方
178：部屋の様子
生活必需品くらいしかない殺風景な部屋だけど、家捜しするとこっそり拾ってきた子猫とか出てくる
179：癖
髪いじる
180：口癖
「阿呆か貴様は」
181：あだ名
ジギー・ジギ
182：メールアドレス
下手したら初期設定すらできないかもしれないけど、持ってたらd_s_t_1104@以下とか　迷惑メールホイホイ
183：メールの内容と文体
件名に用件全部ぶっ込んで終わり
184：（学生だった場合の）得意教科／苦手教科
家庭科/技術
185：性経験
なし
186：腕力
リンゴ素手で割る程度
187：趣味
家事全般・食い歩き
188：お金の使い道
大体食費
189：起床・就寝時刻
5:00/23:30　朝早くから起きて素振りとかしてる
190：家族構成
両親・弟・妹
191：怒り方
怒鳴る　ひどいと真剣抜く
192：酒の強さ
ものすごい強いし大酒のみ　悪酔いすると説教上戸
193：RPGのキャラだった場合の職業
剣士
194：頭の良さ
割と偏ってると思う
195：運の良さ
標準
196：もしも現実にいたら
どっかの剣術道場で講師とかしてるかもね
197：コーヒーの飲み方
練乳ぶち込まないと飲めない
198：自覚してない欠点
意地っ張り
199：ここ一週間で一番幸せだったこと
数日前見かけて拾ってあげられなかった子猫が元気だった
200：キャラへのメッセージ
デ　　　レ　　　ろ　　　!!!!!

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2012/01/01 (Sun) Happy New Year In IDEAL

新年一発目は通常運転な犬シオ少尉でって決めてた!! 追記から!!

「オトシダマ？……ってなに？」

年末、暮も押し迫ったころ、瑞穂のすす君からそんな気になる言葉を聞いた。
アルシェにはない言葉だ。

「……そうか、連合にはそんな風習はないか」

お茶をすすりながら、すす君はその『オトシダマ』というものについて教えてくれる気はないらしい。
すす君はひどいと思うので、とりあえずマッギョで殴っておいた。

「貴様は腹を立てるとマッギョで人を殴るのか…まぁいい、教えてやろう」

聞けば、『オトシダマ』と言うのは『お年玉』と書き、子供が大人から貰うお小遣いだそうだ。

「!!!何で瑞穂ばっかりそんな習慣があるの!?僕ゑの子お兄ちゃんに教えてくる!!」

「…ただもともとは金銭ではなく餅ｄ…もういなくなったか…騒がしい女だ」

……………

「えぇっ!!?」
イデアルに帰って、ゑの子お兄ちゃんにすす君から聞いた話を話すと、やっぱり驚いているようだった。
それはそうだ。僕もゑの子お兄ちゃんも、年が明けたらお小遣いをもらえるなんて話聞いたことがないし、そもそも貰ったこともない。

「じゃあ今まで貰ってなかった僕たちすごく損じゃない!?」

「僕もそう思います!!」

二人でそういいながら向かった先は。

「ハセガワ少尉ー」

「ハゲガワさーん」

…ハセガワ少尉のところ。
少尉にあけましておめでとうございますの挨拶を済ませ、ゑの子お兄ちゃんに見つからないようにこっそりお部屋の中にいたぽっちゃまもなでなでしてきて、二人で声を揃えて。

「お年玉ください!!」

「…は？あと犬神少尉、ハゲガワではなくハセガワです」

「だって瑞穂の子はお年玉貰ってます！瑞穂ばっかりずるいです!!」

これは正当な主張だと思う。
そもそも、今まで貰ってこなかったんだから、22年分欲しいくらいだ。

「それは瑞穂の風習だろうが…俺も瑞穂には出かけたことがあるが、あの国くらいだぞ…」

「僕４分の１瑞穂人だから大丈夫です!!」

「僕もよく瑞穂人に間違われるから大丈夫だよ!!」

そう言って詰め寄ると、少尉は「やらんと言ってるだろう」って言って走っていった。
そんな少尉を追いかけて、僕とゑの子お兄ちゃんも走り出す。
 今年のイデアルでの生活も、楽しくなりそうだ。

……………

よし打てた!! 予告はしてたけど犬シオ少尉のお正月!!
ゑの子お兄ちゃんとハセガワ少尉お借りです!!
きっとシオンは瑞穂からおこたもとりよせて炬燵でみかんするよ…←

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2011/12/31 (Sat) 【春記事注意報】Early In The Morning

診断のいたずらでいいのが来てしまって書くしかないと思った←
恐らく今年書きおさめのセルシオ!!
追記から!!

朝。

「し、シオン、さん…？」

小さく、部屋のドアをノックする音が聞こえる。
まだ眠たくて…僕はまだベッドから出ることができなかった。

「シオンさん…そろそろ起きないと…朝礼始まるよ…？」

かちゃ。

「…えっ…!!?ちょっ、まっ、何で鍵開いてっ…シオンさん何で鍵開けたまｍ……」

「……ん……あと……５分……」

特にこんな寒い時期は、お布団があったかくてなかなか出られない。
僕は基本的に部屋の鍵をかけないんだけど、セル君はそれを知らないらしかった。
大慌てで部屋に入ってきたのは分かってる、けど…寝ぼけた体はまだうまく動いてくれない。

「シオン、さん…？」

軽く、肩をゆすられる。
すごく、優しい。
何か、逆に眠たくなっちゃう…くらい、に…。

「えっえっ…ちょっ、シオンさん、ど、どどどうしよう…よけい寝ちゃった…」

体をゆする手を握り返すと、それを抱き枕のように抱えて、うとうととまどろみ始める。
なんでだろう、すごく、落ち着く…。
僕は、この軍でセル君に出会って、まだそんなに経っていないはずなのに…自分の気持ちをちゃんと伝えてからというもの…だれといるより落ち着く。
…けど、当のセル君はそんなこと言ってられる状態じゃなかったみたいだ。

「し、シオンさん…そろそろ本当、に…っ…!!!?」

……慌てて揺り起こすセル君に驚いたけど、寝ぼけた僕は、そのままセル君の体を引きよせ




ちゅ。



「～～～～～～～～っ!!!!!し、しししシオンさんっ!!!!!」

酷く狼狽したセル君の声に、ようやく体が目を覚ました。
そのまま体を起こし、セル君の顔をじっとのぞきこむ。

「…あっ…あんまり見ないで…たぶん今、顔真っ赤だ…」

「……ふぇ…？」

それまで、自分がしたことを思い返してみる。
…えっと…セル君の腕をぎゅってして…それから…それ、から……。

「!!!!!」

気づいてしまった。
寝ぼけていたとはいえ、セル君にキスしてしまったらしかったことに。

「あっ、あああああああのっ…せ、セル君そのっ…ごめんっ…あのっ…嫌だった…？」

「ち、違うよ、嫌とかそういうんじゃなくてそのっ…ただちょっと驚いただけでっ…!!」

お互いにひとしきり慌てて、僕より少し早く冷静さを取り戻したセル君が、僕をぎゅっと抱きしめる。
今の流れでそんなことされたら…余計に慌てちゃう…。

「だっ…だからこんな…部屋に鍵もかけないで寝てたらだめだよっ…」

「ううん…やめない…」

「えっ…」

「だって、僕…幸せ、だもん…朝から、セル君にこうやってぎゅってしてもらえて」

そう言ってセル君の腕の中、その顔を見上げた僕は。
またいつもの表情に戻っていた。




……………

うおおおお打てた!!!!全力でセルさんお借り!!
ちなみに診断の結果「やさしくおこして/(にせものならよかったなぁ)/成分表の３割はあまいもの」ですた///
正直真ん中一切活かせてないぜ!!!!
いや…セルシオの初ちうこれしか思い浮かばなかった…←
お粗末さまでした!!

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2011/12/25 (Sun) Merry “Magyos”mas

昨日クリスマスのbotツイを深夜にしてたら書かなきゃいけない衝動に駆られたので書いたアルシェ通常運転少尉組SS！
追記から!!

「お兄ちゃん、メリークリスマスです!!」

「うん、メリークリスマスー、ところで君、今日は夜更かしして大丈夫なの？」

そんな話をしていたのは、12月25日未明の深夜。
もちろん、普段なら僕はとっくに寝ている時間だし、すでに一回おやすみなさいの挨拶をすませていた。
でも、それはあくまでフェイクだ。

「お兄ちゃん、僕もサンタさんになりたいです!!」

「えっ？」

「だから、まぎょサンタになってイデアルのいい人たちにまっぎょをあげてまわろうと思います!!」

「まぎょサンタ…いいね！楽しそうだね！僕もやるー！」

僕の計画に乗ってくれたゑの子お兄ちゃんと一緒に、茶色いサンタ服に着替える。
サンタさんの服の白い部分は黄色。
これが、僕の考えたまぎょサンタの服だった。

……………

まっぎょをたくさん詰めた袋を持って、お兄ちゃんと深夜のイデアルをまわる。
部屋には鍵がかかっているから、お部屋の外にこっそりまっぎょを置いて回って行く。

「…ふぇ…」

「じゃああとはハゲガワさんで最後だねー」

「はい！あれ…でも少尉お部屋に居ないみたいですよ？」

なぜか、ハセガワ少尉はお部屋にいなかった。
ぽっちゃまはお部屋で寝てるみたいだったけど、少尉がぽっちゃまをお部屋で飼っているのは内緒なので、お部屋には入らないでおいた。

「じゃあどうする？ハゲガワさんにはいつもお世話になってるし、ほかの人よりもいっぱいまっぎょ置く？」

「そうしましょう!!」

そう決めて、二人で袋の中からありったけのまっぎょを出していると。

「…お前ら、こんな夜更けに人の部屋の前で何をしてるんだ」

「あっ少尉！」

「ハゲガワさん！メリーマギョスマス!!」

「…ハゲガワではなくハセガワです…それで、この大量のマッギョは何だシオン」

「えへへー、少尉へのプレゼントです!!」

まっぎょに埋まりながら、満面の笑みでそう答えると、少尉は少し呆れたような顔をしていた。

「…だから俺はマッギョは要らんと言ってるだろう…いいからそこに座れ」

そう言うと、少尉は僕とゑの子お兄ちゃんを正座させて、まっぎょがどうして危ないのかとか、電気が出ると感電するから危ないこととか、いろんなことを夜どおし話された。
途中で足がしびれたけど、なんだかいつもどおりだなーって思ったら、どういうわけかちょっと嬉しくなって、あとでゑの子お兄ちゃんとこんなこと言ってた。

「いつもどおりって、何か楽しいね」





……………

よっし散文だけど間に合ったああああ!!!!
ゑの子お兄ちゃんとハセガワ少尉お借り!!
つまりあれだよ…なんかの漫画にあった、「いつでも今日が　一番楽しい日」ってあれなんだと思うよ犬シオは…←

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