ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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ではユリンED後篇!
追記から!!
追記から!!
「…ここ、は…?」
「ようこそ、ユリン…僕たちの世界へ」
目の前にあったのは、あの世界でも、もちろんビヒヨラでも見たことのない建物。
真っ白で、赤い十字が刻んである。
「…なに、この建物」
「これが実際の僕たちの家だよ、帰ってきたんだ」
…いや、建物以外に驚くべきところはもっとあった。
確かに目の前にいるこの人は…うん、確かに、ハルなんだけど。
「ハルが年を取ってる!!!」
思わず叫んだ。
そんな僕の反応を見たハルは苦笑して、「随分だなぁ」と困ったように言った。
「それはそうだよ、いくらなんでもあの年頃の娘がいて、あの外見ではいられないかな…あの世界ではアバター…外見を弄ってたからね」
そうか…初めてハルに会ったとき感じた違和感はこれだったんだ。
見た目よりも格段に落ち着いた物腰。
学生、という立場の他のヒトより、ハルはどう見ても落ち着いていた…落ち着きすぎていた。
今のハルの外見を見ると、ああなるほどな、と思えるけど。
「そうなんだ?でも、ハルはハルのまんまだもんね!!」
「そうだよ、しばらく病院もほったらかしだったし、これから忙しくなるな」
そう、肩を回しながら苦笑した。
その病院、というのがこの建物で、ハルが働いている場所らしい。
ずっと話を聞いてきて、ハルの仕事が大変なのは知ってる。
だから…この世界でもハルを助けていきたい。
「うーん…でも、なぁ…」
ボクのことを上から下まで見ると、ハルは困ったように笑った。
娘ちゃんはボクのことを知っているからいいとして、ハルには奥さんという人がいて、奥さんはボクのことを知らないし、何より妖精とかいきなり言って信用されるものではないということを心配しているようだった。
「いっそユリンに人間の大きさになってもらって連れて…いや駄目だ、隠し子とか言われたらまずい…ここはやっぱり正直に…」
ハルは相変わらず悩みながらぶつぶつ言っている。
奥さんというヒトはすごく怖い人みたいだ。
でも、こんなところでうだうだしてても始まらない。
「行こ、ハル!!その奥さんってヒトにはボクからちゃんと説明するからさ!!」
そう言って、ハルの袖をひっぱる。
「わっ、ちょっと待ちなさいユリン!まだどう説明していいか心の準備がっ…!!!」
ひとつのセカイが消えて、新しく、ミライが生まれた。
過去も未来も、現在でさえも意味のなかったボクの世界に、ミライをくれたのは、ほかでもなくあなた。
だから、これからも、あなたのそばで、生きていくんだ。
……………
んなわけでユリンED!
今回も全面的にハルジオンさんお借りです!!
ユリンはハルジオンさんにくっついて現実世界に行きます。
このあとユリンの存在を奥さんに説明するのにハルジオンさんは苦労したんじゃないかなと!
まだまだ現実に帰って来てからが本番だ!ってのが親二人の共通見解なので…こちらも霊城家と同じく続きの物語を書いていきたいと思います。
いったんユリンの物語は完結ですが、また書けることを願って!
「ようこそ、ユリン…僕たちの世界へ」
目の前にあったのは、あの世界でも、もちろんビヒヨラでも見たことのない建物。
真っ白で、赤い十字が刻んである。
「…なに、この建物」
「これが実際の僕たちの家だよ、帰ってきたんだ」
…いや、建物以外に驚くべきところはもっとあった。
確かに目の前にいるこの人は…うん、確かに、ハルなんだけど。
「ハルが年を取ってる!!!」
思わず叫んだ。
そんな僕の反応を見たハルは苦笑して、「随分だなぁ」と困ったように言った。
「それはそうだよ、いくらなんでもあの年頃の娘がいて、あの外見ではいられないかな…あの世界ではアバター…外見を弄ってたからね」
そうか…初めてハルに会ったとき感じた違和感はこれだったんだ。
見た目よりも格段に落ち着いた物腰。
学生、という立場の他のヒトより、ハルはどう見ても落ち着いていた…落ち着きすぎていた。
今のハルの外見を見ると、ああなるほどな、と思えるけど。
「そうなんだ?でも、ハルはハルのまんまだもんね!!」
「そうだよ、しばらく病院もほったらかしだったし、これから忙しくなるな」
そう、肩を回しながら苦笑した。
その病院、というのがこの建物で、ハルが働いている場所らしい。
ずっと話を聞いてきて、ハルの仕事が大変なのは知ってる。
だから…この世界でもハルを助けていきたい。
「うーん…でも、なぁ…」
ボクのことを上から下まで見ると、ハルは困ったように笑った。
娘ちゃんはボクのことを知っているからいいとして、ハルには奥さんという人がいて、奥さんはボクのことを知らないし、何より妖精とかいきなり言って信用されるものではないということを心配しているようだった。
「いっそユリンに人間の大きさになってもらって連れて…いや駄目だ、隠し子とか言われたらまずい…ここはやっぱり正直に…」
ハルは相変わらず悩みながらぶつぶつ言っている。
奥さんというヒトはすごく怖い人みたいだ。
でも、こんなところでうだうだしてても始まらない。
「行こ、ハル!!その奥さんってヒトにはボクからちゃんと説明するからさ!!」
そう言って、ハルの袖をひっぱる。
「わっ、ちょっと待ちなさいユリン!まだどう説明していいか心の準備がっ…!!!」
ひとつのセカイが消えて、新しく、ミライが生まれた。
過去も未来も、現在でさえも意味のなかったボクの世界に、ミライをくれたのは、ほかでもなくあなた。
だから、これからも、あなたのそばで、生きていくんだ。
……………
んなわけでユリンED!
今回も全面的にハルジオンさんお借りです!!
ユリンはハルジオンさんにくっついて現実世界に行きます。
このあとユリンの存在を奥さんに説明するのにハルジオンさんは苦労したんじゃないかなと!
まだまだ現実に帰って来てからが本番だ!ってのが親二人の共通見解なので…こちらも霊城家と同じく続きの物語を書いていきたいと思います。
いったんユリンの物語は完結ですが、また書けることを願って!
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