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もちろん蒼紫さんには許可いただいてるよ!!!
追記から!!
それは、今から2年くらい前の話。
まだ、僕、シオン・V・ファルファッレが機械班の班長になる前のこと。
アルシェの戦艦・イデアルの通信班に新たに入隊があるということで、挨拶があった。
(……アルシェの人じゃ、ない…?)
年齢は僕より若いだろうか、いやに緊張した様子の彼を見た、僕の第一印象はそれだった。
「は、はじめまして…!本日付で配属になりました、セルゲイ・ザイツェフといいますっ…!」
「(…名前からすると…シディウムの人、かな…)ザイツェフさん、ですね!自分、機械班のファルファッレ曹長です!よろしくお願いしますね!!」
そう言って、笑う。
やっぱり、別な国から来たとなると…緊張するんだろうか。
僕も…きっとそうなるだろうけど。
だったら…ちょっとでも不安にならないように、僕も頑張ろう。
その日から、僕は、ザイツェフさんが困ってないかとか、慣れない土地で大変じゃないかとか、折にふれ言葉をかけた。
そんな僕に、ザイツェフさんは違和感を覚えたらしかった。
「え、えっと…ファルファッレ、曹長…」
「ふぇ?」
「い、いえ、何か…普段仕事されてる時と、休憩中と…ずいぶん雰囲気違うなって、思いまして…」
うーん、僕はあんまり意識してないけど…違うのかな??
あと、なんか名字で呼ばれるの違和感あるなぁ…。
「ふぇ…僕それはあんまり意識してないなぁ…あ、あとね…?」
「?」
「名字で呼ばれるのあんまり慣れてなくて…シオンでいいよ??」
ふぇぇ…やっと言えたぁ…そもそも僕名字長いからあんまり好きじゃないんだよね…。
すると、彼の顔が真っ赤になるのが見えた。
「でっ…ででででも、先輩なわけですしっ、そのっ…!!」
「いいからっ!えへへ、そしたら、僕もザイツェフさんのことお名前で呼びやすくなるし!!」
…今にして思うと、これが本音だったのかな。
よく、分かんないけど…困ってないかなとか、大変じゃないかなって気にかけてるのって…何か、それだけじゃない気がして。
うまく言えないんだけど、もっと、近づきたいなって思ったんだ。
でも、僕はこんな喋り方だし、見た目もあんまり女の子らしくないし、近づきたいって思われても、迷惑なのかなって…ちょっと思ってしまう。
そんな風に、思っていたら。
「…じゃ、じゃあ…ふぁr…シオンさんが、そう言うなら」
「本当…?えへへ、嬉しいな…よろしくね、セル君?」
…少しだけ、近づいたかな。だとしたら、すごく嬉しいんだ。
この気持ちを、所謂「好き」と言っていいのか、どうなのか。
そんなことを、ぐるぐる悩んでたら…何か、セル君と目合わせるのが恥ずかしくなってきて。
少しずつ、自分のこの気持ちが何なのかに気づく。
そして、その、数日後。
ね、セル君?
こんな僕でよかったら…この気持ち、受け取ってくれますか?
……………
うわあああああなんつー散文申し訳ない!!!!!
んなわけで、ずっと書きたいと思ってたセルシオ馴れ初め!
全力でセルさんお借りしたよ!!
まじ…セルさんいけめんすぎて…つらっ…!!!!
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