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漣とミモザさんのファーストコンタクト!!
開夢さん宅ミモザさん全力でお借りした!
追記から!!
……それは、今からひと月くらい前の話。
ヴィアちゃんを召喚して、学園都市の生活も少し落ち着いてきた頃。
私とヴィアちゃんは、シュトラル学園の中庭で休んでいた。
もちろん、ヴォーチェも一緒だ。
…そこへ。
「可愛いぬいぐるみ、持ってるんだね」
声をかけてきたのは、金色の髪を青いリボンでまとめた女の子。
…同じ、学校の子だろう。
あまり、人と付き合うのが得意ではない私は、彼女を一瞥すると、こくんと頷いて前に向きなおった。
「こうしたら、もっと可愛くなるかな?えいっ」
そう言うと、その子はヴォーチェの首にリボンを結ぶ。
…ヴォーチェ、男の子なんだけどな…。
「……(ふるふる)」
「えっ?ご、ごめん、気に入らなかった…?」
私の反応の仕方がいけなかったのか、その子はちょっと困った様子で、そう尋ねてきた。
「……(ふるふる)『ヴォーチェ…男の子だから…でもね…』」
「?」
「……『可愛いから、いいや』」
そう言ったときの私は…笑っていたんだと思う。
お兄ちゃん以外に、少しでも笑いかけたことなんて、あっただろうか。
その私の言葉に、その子の不安も、少し解けたらしかった。
「えへへ、ありがとう…私、ミモザっていうんだ。あなたは?」
「……『火漣。霊城 火漣…』」
お互いに名乗ると、その子…ミモザちゃんは、私の隣に座って、いろいろな話をしてくれた。
なんだろう、人と話するの、苦手なのに…不思議なことに…全然嫌じゃないんだ。
むしろ、もっといっぱい…お話聞きたいなって、思えるくらい。
「そうだ、これ食べる?」
「……『プリン?』」
聞いた話では、ミモザちゃんはプリンが大好きらしい。
お菓子の類なら…練習すれば、私も作れるかな…。
「……『じゃあ…練習して、上手に作れたら……食べてくれる?』」
「うん!火漣ちゃんの作ったプリン楽しみにしてるね!!」
…気付けば周りはもう薄暗くなっていて、いい加減家に帰らないとお兄ちゃんが心配する。
ヴィアちゃんも暗いのが苦手だし、帰らないとと思った。
「じゃあ、またね!!今度は火漣ちゃんに似合うリボン、持ってくるね!!」
そう言って手を振るミモザちゃんを見送って。
「……『じゃあ、帰ろうか、ヴィアちゃん』」
「はい!あの…火漣さん」
「?」
「火漣さん、少し嬉しそうです…僕にも、分かりました」
そう、ヴィアちゃんに指摘されて、気づく。
初めてかも、しれない。
でも、確かに
初めて、相手を深く知りたいって、そう願ったんだ。
……………
うおおお相変わらずの散文だぜ…!
んなわけで、全面的にミモザさんと、ちろっとヴィアさんお借りしたよ!!!
このあと、具合悪くなったミモザさんにお薬調合したり、実際お家に呼んでプリンパーリィしたりを繰り返して親友関係になるのかなぁと妄想しつつ//////
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