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最近清峰さんの中で馴れ初め打ちたいブームが来ている←
ので、ときさんに許可貰って唯砂!!
学生時代からのお付き合い萌えるよねえええええ(落ち着け)
追記から!!
――瑞穂・士官養成学校――
…その日、私…砂崎 刻斯は、疲れていたのかもしれない。
人の前に出るのが苦手で、そのせいか人の気配には敏感になってしまった私が…後ろからくるその気配には、気づくことができなかった。
ふと、視界がぼやけてはじめて気づく。
「あっ…あれ…眼鏡……」
「へへ、先輩の眼鏡もーらいっ!!」
後ろから私の眼鏡を取って、(よく見えないですが)悪戯っぽく笑う、その人は。
「ゆ、湯野沢さん…眼鏡、返してください…///」
ひと学年後輩の…湯野沢 唯さん。
彼にこうして眼鏡を取られるのは…今日が初めてではない。
少し前、うっかり眼鏡を落として、眼鏡のない状態の顔を見られて以来、いく度となくこんなことをされている。
足の速い湯野沢さんを追いかけ、ぱたぱたと廊下を走る。
もちろん、周囲の状況はよくわからない。
追いつこうと必死に走って、体勢を崩して…そのまま倒れた。
「あーあーもう、俺に追いつこうとして頑張るからー」
少し楽しそうな声が上から飛んできて…はい、と眼鏡を返される。
「眼鏡返したお礼にさ、今日の講義の内容教えてほしいんだけど」
後輩の勉強を見るくらいだったらと…助け起こしてもらったお礼も込めて。
早速、湯野沢さんの教室に行って、机を並べた。
……………
「ね、先輩さ」
「はい?」
「コンタクトとかする気ないの?眼鏡取ったら美人じゃん」
時々、こんな旨のお話は聞くけれど…眼鏡は長いことかけているので、やっぱり…眼鏡の方が落ち着く。
美人と言っていただけるのも嬉しいけれど…正直、私はこんな自分に自信が持てない。
そんな思いが去来し、小さく首を横に振った。
「俺は先輩が眼鏡取った顔、好きだけどなー」
まぁ、無理に取らなくてもいいけど、と最後に付け加え、彼は笑った。
…面白い方だな、と思った。
本当はすごくまじめなのに、そんな素振りは一切見せなくて…物おじしなくて、悪戯好きな方。
眼鏡を取られてしまうのは少し困るけれど…そんな、湯野沢さんの笑顔を見るのが…少しずつ、楽しみになっている自分に気づいたのは、つい最近の話。
……………
「…じゃ、じゃあ…ここまで、分かりましたか?湯野s「あのさ」
「?」
「『湯野沢さん』じゃなくて『唯』でいーよ、先輩?」
そう、投げかけられた言葉に硬直してしまう。
私はこれまで…男性を名前で呼んだことなんてないから…いきなりそんなことを言われても、少し…困るし、何より照れてしまう。
「呼んでみて?」
「……ぇ…えっと…その……唯、さん……///」
「さん付けかー…まぁ、今はそれでいいかな、いつか唯って呼ばせるから」
……そう、言われた。
いつか…呼べるのかな、と思いながら。
少しだけ、先輩と後輩という距離感が変わるのを感じた。
……………
はい唯砂馴れ初め!まじ日本語がこい!!!!!!!
本当…ときさんこれイメージに合わんかったらすぐ怒ってやって…消すから(真顔)
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