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白黒様始まって、火漣もユリンもめしかつ終わって、召喚時妄想が降ってきたので書いてみる!
これもある種の馴れ初めだね←
今回は火漣編ー。
追記から!
全力で蒼紫さん宅の火澄お兄ちゃんとヴィアナさんお借りしました!!
(2011.05.19)
企画様からの公式な発表を受けて、文章ちょっといじった←
……学園都市。
『戦争』の勝者に、望んだ世界を。
そんな旨のメールが届いて、私…霊城 火漣が足を踏み入れた場所。
願うことは、ただ、かずお兄ちゃんの右目の治療。
小さい頃から、ずっと私のそばに居てくれた、大好きなお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんは…右目が見えない。
それを治してくれるというなら…私はどんな手でも使うだろう。
……もちろん、相手を『消す』ということに、多少の躊躇いがあることは言うまでもないけど。
……………
「それが、君の願い事だね?」
学園都市に来て、はじめて迎えた夜。
Φ、と名乗ったそのインターフェースは、この『戦争』を生き抜くためのパートナー…召喚獣、というらしい…を用意すると言った。
私の声に応えてくれるとはいっても、あくまでランダムだから、どんな相手が呼びだされるかはわからないということだった。
「こ、ここ、は…?」
私の『召喚』で呼びだされたのは、年端もいかない小さな子。
ここからだと、男の子なのか女の子なのかすらよくわからない。
でも…様子がおかしい。
「どこ…どうしてこんなに暗いの…?太陽、どこに行ったの…?」
ひどく怯えているように見える。
…次の瞬間、その子は私の方に突っ込んできた。
やはり、ひどく怯えた眼をして。
「こわい…暗いよ…うあああああ!!!!!!!」
…思わず、抱えていたヴォーチェを放り捨て、その子を抱きしめる。
その拍子に、その子が持っていた刃物が私の肩に深く食い込む。
(…っ!!)
仮想世界とはいえ、痛覚は現実そのもの。
これだけ鋭利な刃物に切られれば、流石に痛い。
でも。
(放っておけない…お願い、落ち着いてっ…!!!)
しばらくの時間、そうしていた気がする。
ようやく、彼女(抱きしめた感覚からすると、おそらく女の子だろう)も落ち着いたらしかった。
「…あ、あの…」
「……『もう、大丈夫?暗いの…怖い?』」
放り捨てたヴォーチェを拾い上げ、彼女に話しかけてみる。
少し、顔に疲れは見えるけど、さっきまでよりは落ち着いているようだった。
「ごめんなさい、その…太陽がなくて、驚いてしまって…」
「……『じゃあ、これで…いいかな?』」
ふわり、と小さな鬼火を数個、周囲に浮かべた。
太陽とは言えないけど、これで少しは明るいはずだ。
切られた肩をかばいながら、彼女と家路を急ぐ。
……………
「……『お兄ちゃん、ただいま』」
「ああ、おかえr……っ!!?お前…漣に何した!!?いいから答えろ!!!!」
この肩のことだろうか。
お兄ちゃん、すごく怒ってる…この子…ヴィアちゃんのせいじゃないのに。
ただ、怖かっただけなのに。
「……『お兄ちゃんっ!!!違うの…ヴィア君は悪くないんだよ…だから、もう怖がらせないで…!』」
そう言うと、お兄ちゃんは、お前がそう言うならって…怒鳴るのをやめてくれた。
…部屋に戻って、肩の治療をしながら、ヴィアちゃんと少し話をした。
彼女自身も、私を切りつけたことを申し訳なく思っているようだった。
「……『いいんだよ、ヴィアちゃん』」
私の声に応えてくれた、それだけで十分。
それに…。
住んでいたところからいきなりこんなところに一人ぼっちで放り出されて。
いきなり目の前の人間のために戦えって言われて。
混乱と恐怖でどうにかなりそうだったよね?
そんな貴女の痛みに比べたら
この傷の痛みなんて、どうってことはないよ。
……………
はい長文すぎたねごめん!!!!
全力でお兄ちゃんとヴィアさんお借りしたよ!!!
こんなんでよかったかな…蒼紫さん、何かおかしかったら指摘してやってくださいまし!!!
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