2011/09/26 (Mon) 【春記事注意報】あい、とか、こい、とか

ぼーっとしてたら、土有の自覚記事が降ってきたので書いてみる！
もう３年の秋だからね！いい加減自覚するだろうさ!!!←
追記から！

…季節は流れ、アリスたちが３年生になってから、もう半年が過ぎようとしています。
アリスを取り巻く周りの様子も、変わることなく…皆さん、お元気そうです。
そんな皆さんを見ているのが、アリスはすごく好きで…そんな毎日を送れるのが、すごくうれしいと感じます。

(…今日も、お元気そうです)

生徒会室から、ミトと二人、外を見て思うこと。

『彼』が今日も元気で嬉しい。

外で、器用に果物を剥いてそのまま嬉しそうにほおばる。
そんな姿を見ていると、なんだか、こちらまで嬉しくなって。

「…ちゃん、有栖ちゃん!!」

「……ぁっ、す、すみませんカヤナさんっ…アリスったら…」

つい、ぼんやりしていて呼ばれたことにも気付かなかったらしい。
そんなアリスに、カヤナさんは苦笑した。

「まったく、外の抗争が落ち着いてるうちに事務仕事しちゃおうって言ったの有栖ちゃんでしょ？……で」

「？」

「そんなにぼーっとするなんて…何見てたの？」

そう言いつつ、アリスの視線の先を見るカヤナさん。

「…なるほど、私の声も聞こえないわけだ」

何か合点がいったように、アリスの方を振り返る。
アリス、土門さんを見ていただけなのに…何がわかったんだろうか。

「私さ、前々から言おうと思ってたんだけど」

「…？」

「恋、してるでしょ」

…………。

長い、沈黙。
……こい？
どういう、ことだろう。

「…あの……こい、って、どういう…」

「有栖ちゃん、前に土門君見てると嬉しくなるって言ってたじゃない？あの時に、ああそうかって思ったんだよね」

「で、でも…アリス、ただ嬉しいだけで、そのっ…///」

「伊達にしょっちゅう有栖ちゃんと一緒にいないよ？有栖ちゃんが土門君を見る目は他に対する目と明らかに違うもん」

そう言って、笑う。
なんだろう、すごくはずかしい。
今まで、何の意識もしないで土門さんと接してきたのに…明日から、どんな顔をして会ったらいいんだろう。

……その日から、それまでのようにお話できなくなってしまった。
でも、この日を境に二つわかったこと。
これが…恋、というもの。
そして…それは、すごくあったかい感情だということ。

いつか…この気持ちは、届くのかな、と…そんなことを無意識に考えてしまう。





……………

すごい散文だけど有栖の自覚記事ができたよ!!!!
土門さんとカヤナさんお借りしたよ!!!!

でもくっつくのは卒業間際っつかバレンタインとかな気が勝手にしている←