2012/04/21 (Sat) 【Last Episode Kokukaku001】比翼の鳥

砂崎さんのEDSS!!
砂崎さんも退役組!!
追記から～。
ちなみに、これ　つhttp://lunaticmist.blog.shinobi.jp/Entry/128/　読んどくと分かりやすいかもしれない←

あの、海戦の後。
幸い、大した被害もなく、瑞穂はそのまま勝利をおさめた。
…唯さんにも、大事がなくてよかったと、素直に胸をなでおろす。

「ただいま」

「…あ…唯、さん…お帰りなさい…」

…海戦以降、唯さんとはひとつ屋根の下で暮らしている。
世間では、同棲、というのだろうか。
…ところが、どうも今日は、唯さんの様子がおかしい。

「えっと、さ…砂崎サン？」

「はい？」

そう切り出して、ことり、と机に置かれた小箱。

「…これは？」

「い、いいから開けて見て？」

かぱ、と箱を開ければ

中から出てきたものは、指輪。

「……ゆ、唯さん、これ……」

「給料三カ月分とはいかないけどさ…砂崎さん…そろそろ、寿退役、してみない？」

そう、言われて。
嬉しくて涙があふれて、止まらなくて。
ありがとう、と囁く。
大好きな貴方と、これからの人生を共に歩めることが、嬉しくて。

「…じゃ、これから『砂崎サン』じゃなくなるね？」

彼は、そう悪戯っぽく笑って見せた。

……………

「え？砂崎さん、退役するんですか？」

「ええ…だ、だからね、ラッカちゃん…」

医務官の証明である役職札を、そっとラッカちゃんの胸につけてあげる。

「朽貫の医務室は…貴方に任せるね」

そう言って、笑う。
…うまく、笑えていただろうか。
一人前の医務官になりたいと、朽貫の医務室の扉をたたいたラッカちゃんとお別れをするのがさびしくないかと言われれば、ウソになる。
今だって…ほら、こうして手が震えている。

「ま、任せてくださいよ砂崎さん！僕だって、蕃さんと一緒に頑張りますから、だから…」

「え？」

「絶対、幸せになってくださいね！」

そう言って、手を差し出す。

「…うん、ラッカちゃんも蕃さんも…元気でね」

喧嘩したらだめよ、と付け加えて、差し出された手をぎゅっと握り返した。
のぞき込んだラッカちゃんの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。
…だけど、そんな表情には気づかないふりをして。

…ターニングポイントを通過した私の第二の人生は、ここから始まる。




……………

うおおお打てた!!
そんなわけで砂崎さんED!!
唯さんとラッカちゃんお借りです!!
唯砂は海戦のすぐあとから同棲を開始、結婚するのはちょっと先かなーと。

で、結婚と同時にラッカちゃんに朽貫の医療班を任せ、艦を降ります。
もちろん結婚式には呼ぶよ!!!!!←