ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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漣の9月SSの後日談が降ってきたので書いてみるよ!
追記から!!
追記から!!
――自室。
第三階層での、ミモザちゃんとの戦闘を終えて…私に残ったものは、酷い虚脱感。
このリボンが…私とミモザちゃんをつないでくれるというのなら、私はこのゲームから逃げずに戦いたい。
でも…大事な友達を失ったこの感覚だけは…拭い去れない。
「…火漣さん」
ずっと落ち込んだままの私に、ヴィアちゃんが声をかけてくる。
その顔は、どこか心配そうで…すごく、申し訳なくなる。
「本当に、これでよかったんですか?」
「……『うん…ヴィアちゃんも、ごめんね?顔見知りの人と戦うのは…やっぱり、辛い、よね…?』」
「僕は…それが戦うべき相手であれば、親兄弟でも迷うなと教えられてきました…だから、火漣さんの選択が間違ってるとは思いません」
「…」
「でも…その選択で火漣さんがそんな辛そうな顔してるのを見て…少し、迷ってます」
……そうだ。
…私は、戦うって決めたんだ。
ミモザちゃんの、分まで。
なのに…ここで立ち止まって、しかもヴィアちゃんにこんなに心配かけて…。
私がこんなんじゃ、ミモザちゃんの思いは、無駄になってしまう。
もう一度、リボンをぎゅっと結び直し、ヴィアちゃんの方へ向き直る。
「……『ヴィアちゃん…私ね、少し、思ったの』」
「?」
「……『今までね…お兄ちゃんの右目さえ見えるようになってくれたら…他のことなんて、どうでもいいって思ってた…それこそ、周囲をどれだけ消すことになっても』」
決意とともに口に出たのは、私の本心。
学園都市に来るまで…お兄ちゃんが私のすべてで、お兄ちゃんさえ居てくれたら、何も要らなかった。
だから…そのために、今日まで頑張ってこれた。
「……『でも…でもね、大事な友達をこうして犠牲にして…それって、少し違うなって、思ったの』」
「どういう、ことですか?」
「……『もちろん、お兄ちゃんのことがどうでも良くなったわけじゃない、お兄ちゃんのことも含めて……この世界で出会ったすべての人が、幸せになってくれたら…って…』」
…大きなことを言ってるかもしれない。
ここに来るまで戦いなんてしたことがなかった私が、このあとこのゲームでどうなるかだってわからない。
でも、それが私の今の気持ち。
私の…心からの願い。
「……った」
「?」
「…あなたに会えて…本当によかった、今…本当にそう思います」
まっすぐな目で、そう言ってくれたヴィアちゃんを、ぎゅっと抱きしめる。
「……『もちろん、ヴィアちゃんだって…例外じゃないんだよ?』」
「かっ、火漣さんっ!!そのっ…僕はっ…!!」
…照れてる、のかな?
でもね…こんな勝手なゲームに巻き込んじゃったんだ、貴女にも…私は幸せになってほしい。
その幸せは、どんな形なのか…私には、まだよくわからないけど。
「でも…そう言ってくれるあなたのために…最後まで、戦いますね」
そう言って、笑ってくれた貴女に報いるためにも、
このリボンを残して行ってくれた彼女に報いるためにも、
私は…立ち止まってなんていられない。
……………
うおおお打てた!
そんなわけで、漣9月SSの後日談!
ヴィアさんと、お名前だけミモザさんお借りです!
家に帰ってからも苦悩は残ってた漣ですが、これを機に完全に前を向きます。
来月に向けて…頑張る!!
第三階層での、ミモザちゃんとの戦闘を終えて…私に残ったものは、酷い虚脱感。
このリボンが…私とミモザちゃんをつないでくれるというのなら、私はこのゲームから逃げずに戦いたい。
でも…大事な友達を失ったこの感覚だけは…拭い去れない。
「…火漣さん」
ずっと落ち込んだままの私に、ヴィアちゃんが声をかけてくる。
その顔は、どこか心配そうで…すごく、申し訳なくなる。
「本当に、これでよかったんですか?」
「……『うん…ヴィアちゃんも、ごめんね?顔見知りの人と戦うのは…やっぱり、辛い、よね…?』」
「僕は…それが戦うべき相手であれば、親兄弟でも迷うなと教えられてきました…だから、火漣さんの選択が間違ってるとは思いません」
「…」
「でも…その選択で火漣さんがそんな辛そうな顔してるのを見て…少し、迷ってます」
……そうだ。
…私は、戦うって決めたんだ。
ミモザちゃんの、分まで。
なのに…ここで立ち止まって、しかもヴィアちゃんにこんなに心配かけて…。
私がこんなんじゃ、ミモザちゃんの思いは、無駄になってしまう。
もう一度、リボンをぎゅっと結び直し、ヴィアちゃんの方へ向き直る。
「……『ヴィアちゃん…私ね、少し、思ったの』」
「?」
「……『今までね…お兄ちゃんの右目さえ見えるようになってくれたら…他のことなんて、どうでもいいって思ってた…それこそ、周囲をどれだけ消すことになっても』」
決意とともに口に出たのは、私の本心。
学園都市に来るまで…お兄ちゃんが私のすべてで、お兄ちゃんさえ居てくれたら、何も要らなかった。
だから…そのために、今日まで頑張ってこれた。
「……『でも…でもね、大事な友達をこうして犠牲にして…それって、少し違うなって、思ったの』」
「どういう、ことですか?」
「……『もちろん、お兄ちゃんのことがどうでも良くなったわけじゃない、お兄ちゃんのことも含めて……この世界で出会ったすべての人が、幸せになってくれたら…って…』」
…大きなことを言ってるかもしれない。
ここに来るまで戦いなんてしたことがなかった私が、このあとこのゲームでどうなるかだってわからない。
でも、それが私の今の気持ち。
私の…心からの願い。
「……った」
「?」
「…あなたに会えて…本当によかった、今…本当にそう思います」
まっすぐな目で、そう言ってくれたヴィアちゃんを、ぎゅっと抱きしめる。
「……『もちろん、ヴィアちゃんだって…例外じゃないんだよ?』」
「かっ、火漣さんっ!!そのっ…僕はっ…!!」
…照れてる、のかな?
でもね…こんな勝手なゲームに巻き込んじゃったんだ、貴女にも…私は幸せになってほしい。
その幸せは、どんな形なのか…私には、まだよくわからないけど。
「でも…そう言ってくれるあなたのために…最後まで、戦いますね」
そう言って、笑ってくれた貴女に報いるためにも、
このリボンを残して行ってくれた彼女に報いるためにも、
私は…立ち止まってなんていられない。
……………
うおおお打てた!
そんなわけで、漣9月SSの後日談!
ヴィアさんと、お名前だけミモザさんお借りです!
家に帰ってからも苦悩は残ってた漣ですが、これを機に完全に前を向きます。
来月に向けて…頑張る!!
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