ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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昨日ついったで荒ぶってたらいきなりネタ降ってきたので書く!
シオンの終末間際、時間軸的には昨日のSSから少しして、ゑの子お兄ちゃんが死亡EDを迎えたあたり。
エアーも出てくるのでご注意を!
追記から!!
シオンの終末間際、時間軸的には昨日のSSから少しして、ゑの子お兄ちゃんが死亡EDを迎えたあたり。
エアーも出てくるのでご注意を!
追記から!!
……なんだろう。
レイチェルさんの死に際を見て、ゑの子お兄ちゃんが死んでしまったという話を聞いてから、僕の中で、何かがカラカラと音を立てている。
…もう、泣くことにも疲れた。
「…シオン、さん…?」
「……ごめんね…セル君、ごめんね…僕ね……何でだろう、笑えなく、なっちゃった…」
ついこの間まで、近くにいて。
僕と笑ってくれた人。
それが…いなくなってしまって。
大好きな貴方に、笑顔を見せることすらできない僕を許して。
「…無理に、笑わなくてもいいんだよ?つらそうに笑うシオンさん見る方が、今の僕には辛い」
「……ごめん…セル君は、悪くないのにね…」
これ以上、セル君に負担かけられない。
ちょっと風に当たってくると言い残し、街へ出た。
……………
今、マシロお兄ちゃんのお店に行く気にもなれない。
僕は、どこに行きたいんだろう。
それすら、もう分からない。
…気付けば、商船の並ぶ港の桟橋にいた。
あと、一歩進んだら……僕は、海に還れる?
そう、思って、足を踏み出そうとした、その時。
「ヴィオ!」
「!!!」
聞きなれた声。
振り返って、その声の主を見ると。
「シュリ…お兄ちゃん」
「ごろ」
「…うん、ごろんたも一緒だね」
僕の3番目のお兄ちゃん、シュリお兄ちゃんと…家で飼っているミズゴロウのごろんた。
……ゑの子お兄ちゃんとも、面識のある人。
話を聞けば、仕事でこの港を撮影しに来ていたらしい。
「…ヴィオ、何…してたの?」
シュリお兄ちゃんには珍しく、すごく厳しい口調と表情で、そう聞かれた。
「……あと…一歩だったの」
「?」
「あと一歩……あと一歩進んだら……海に、還れたの…僕も、みんなみたいに」
その僕の言葉に、シュリお兄ちゃんは顔色を変えた、
「……ヴィオ…僕は、ヴィオを軍に入れて…これほど後悔したことはないよ」
ぴしゃっと厳しく言い放たれた。シュリお兄ちゃんのこんなに怒った顔、初めてだ。
僕が、弱音吐いたから?
だから…シュリお兄ちゃんはこんなに怒ってるんだろうか。
「…どういうことか、聞かせてごらん」
……………
「…そっか…あの、ごろんたとも遊んでくれたお兄さんは、もう…」
「……それだけじゃないの…僕が大事に思ってた人がどんどん周りからいなくなるの…もう…僕……疲れた…」
ため息をひとつ。
ごろんたは、心配そうに僕を見上げてる。
しばらくの沈黙の後、お兄ちゃんは口を開いた。
「…ね、ヴィオ…僕はこんな話を聞いたことがある」
「?」
「……人の『死』っていうのはね…生きているすべての人から忘れられた時に、はじめて訪れるんだって」
お兄ちゃんは、笑顔ともなんともつかない顔で、そう切り出した。
「だから、ね?ヴィオがあのお兄さんや、友達のお嬢さんのことを忘れなければ…その人たちは、ヴィオの中で、ずっと生きていけるんだよ…だから、忘れちゃだめだ…あとを追うなんて、もってのほかだよ」
その言葉に、あとからあとから涙がこぼれてきて。
涙を流したのなんて、どれくらいぶりだろう。
「……うん…忘れるわけ、ないよ…大丈夫…絶対に」
そう言って顔を上げた僕の顔は、どう見えてた?
少しでも、強く見えたんだろうか。
……………
うわああああ散文!!!!!
んなわけで、ネタ降ってきたから書いた鬱SS!
セルさんと、お名前だけゑの子お兄ちゃんとレイチェルさんお借り!!
一応、シュリが『死』の定義を説いたことである程度は立ち直りを見せますが、実際のところはまだだいぶ傷が深い状況…っていう、日本語が来い←
レイチェルさんの死に際を見て、ゑの子お兄ちゃんが死んでしまったという話を聞いてから、僕の中で、何かがカラカラと音を立てている。
…もう、泣くことにも疲れた。
「…シオン、さん…?」
「……ごめんね…セル君、ごめんね…僕ね……何でだろう、笑えなく、なっちゃった…」
ついこの間まで、近くにいて。
僕と笑ってくれた人。
それが…いなくなってしまって。
大好きな貴方に、笑顔を見せることすらできない僕を許して。
「…無理に、笑わなくてもいいんだよ?つらそうに笑うシオンさん見る方が、今の僕には辛い」
「……ごめん…セル君は、悪くないのにね…」
これ以上、セル君に負担かけられない。
ちょっと風に当たってくると言い残し、街へ出た。
……………
今、マシロお兄ちゃんのお店に行く気にもなれない。
僕は、どこに行きたいんだろう。
それすら、もう分からない。
…気付けば、商船の並ぶ港の桟橋にいた。
あと、一歩進んだら……僕は、海に還れる?
そう、思って、足を踏み出そうとした、その時。
「ヴィオ!」
「!!!」
聞きなれた声。
振り返って、その声の主を見ると。
「シュリ…お兄ちゃん」
「ごろ」
「…うん、ごろんたも一緒だね」
僕の3番目のお兄ちゃん、シュリお兄ちゃんと…家で飼っているミズゴロウのごろんた。
……ゑの子お兄ちゃんとも、面識のある人。
話を聞けば、仕事でこの港を撮影しに来ていたらしい。
「…ヴィオ、何…してたの?」
シュリお兄ちゃんには珍しく、すごく厳しい口調と表情で、そう聞かれた。
「……あと…一歩だったの」
「?」
「あと一歩……あと一歩進んだら……海に、還れたの…僕も、みんなみたいに」
その僕の言葉に、シュリお兄ちゃんは顔色を変えた、
「……ヴィオ…僕は、ヴィオを軍に入れて…これほど後悔したことはないよ」
ぴしゃっと厳しく言い放たれた。シュリお兄ちゃんのこんなに怒った顔、初めてだ。
僕が、弱音吐いたから?
だから…シュリお兄ちゃんはこんなに怒ってるんだろうか。
「…どういうことか、聞かせてごらん」
……………
「…そっか…あの、ごろんたとも遊んでくれたお兄さんは、もう…」
「……それだけじゃないの…僕が大事に思ってた人がどんどん周りからいなくなるの…もう…僕……疲れた…」
ため息をひとつ。
ごろんたは、心配そうに僕を見上げてる。
しばらくの沈黙の後、お兄ちゃんは口を開いた。
「…ね、ヴィオ…僕はこんな話を聞いたことがある」
「?」
「……人の『死』っていうのはね…生きているすべての人から忘れられた時に、はじめて訪れるんだって」
お兄ちゃんは、笑顔ともなんともつかない顔で、そう切り出した。
「だから、ね?ヴィオがあのお兄さんや、友達のお嬢さんのことを忘れなければ…その人たちは、ヴィオの中で、ずっと生きていけるんだよ…だから、忘れちゃだめだ…あとを追うなんて、もってのほかだよ」
その言葉に、あとからあとから涙がこぼれてきて。
涙を流したのなんて、どれくらいぶりだろう。
「……うん…忘れるわけ、ないよ…大丈夫…絶対に」
そう言って顔を上げた僕の顔は、どう見えてた?
少しでも、強く見えたんだろうか。
……………
うわああああ散文!!!!!
んなわけで、ネタ降ってきたから書いた鬱SS!
セルさんと、お名前だけゑの子お兄ちゃんとレイチェルさんお借り!!
一応、シュリが『死』の定義を説いたことである程度は立ち直りを見せますが、実際のところはまだだいぶ傷が深い状況…っていう、日本語が来い←
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