ポケ擬企画関連の妄想どころ。
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何かとんでもなく霊城兄妹こじらせて幼少期妄想がマッハなので書いてみる!
久々の三人称視点…文章が変になる可能性が←
とりあえず断っておくと9割以上私の妄想です苦笑
追記から!!
久々の三人称視点…文章が変になる可能性が←
とりあえず断っておくと9割以上私の妄想です苦笑
追記から!!
地平線の向こう、太陽が吸い込まれかけていく、空。
今日の役目を終えたそれに見送られるように、細長く伸びていく、小さな二つの影。
ひとつは少年の、もう一つは少女のもの。
少年の歩く半歩ほど後を、少女が追いかけて歩いているようだった。
「おそくなっちゃったな、まっくらになるまえにかえるぞ、れん」
れん、と呼ばれた少女は声を出さず、ただこくんと頷いて少年のあとをついていく。
声がないことを、少年は特に気に留めていないようだった。
空がだんだんと橙から紺色に変わっていく中、二人は歩き続けていた。
先ほどの少年の言葉から察するに、家路を急いでいるのだろう。
年端もいかぬ子供が歩くには、やはり若干暗過ぎるか。
少年の方はそれを理解しているのか、徐々に早足になっていく。少女もそれをぱたぱたと追いかける形になっていた。
そこへ。
乗用車が一台、角から曲がってきて、少年と少女は別な方に避けた。
少年が避けた方向は、傍目に若干不自然だったが、少年には、そうしなければいけない理由でもあったのだろうか。
別な方向に避けてしまったせいで、少年は完全に少女を見失う。
少し、自分の目を右に向ければ少女が見えたはずなのに、だ。
気が動転して自分の周囲にまで目が行きとどかなかったのかなんなのか、理由は分からないが、ともかく、少女を見失った少年はひどく動揺していた。
「れん!どこにいったんだ、れんっ!!」
大声で少女の名を叫ぶ。
その視界の右側にいた少女は相変わらず声を出さず、少年の右手を小さな手でぎゅっと握った。
(おにいちゃん、かれんはここにいるよ)
「れんなのか?」
そう聞かれ、少女は小さくこくんと頷いた。
「ばかっ、なんでおれのみぎがわにたつんだ!」
少年は少女に手を握られたまま、そう怒鳴った。
少女は少年の手を握ったまま、じっと少年の目を見た。
(だって、おにいちゃんのみぎがわから、あぶないものがきたらいけないから)
「だからって、おまえがおれのみぎがわにたったら、おれがおまえをみうしなうだろ!」
手を握る力がきゅうっと強まる。
(かれんだって、おにいちゃんのこと、まもりたいんだもん)
強い意志を持った目。
少年に少女の気持ちは通じているのだろうか。
握られた手を、繋ぐ形に変えて、少女に向かって言った。
「もう、くらくなっちゃったんだ、ぜったいてをはなすんじゃないからな」
少女はまた小さく頷き、少年と歩きだした。
…今度は、繋いだ手を引かれるように。
……………
「……『ん…』」
「火漣さん、珍しいですね…リビングで居眠りなんて」
すっかり成長した少女を起こしたのは、褐色の肌をした少女。
少女は苦笑して、傍らに置いていたぬいぐるみを抱え直した。
「……『夢を、見てたの』」
「夢?」
「……『うんと小さいころの夢…すごく、懐かしかった』」
そう言って、椅子から立ち上がると、キッチンへ向かう。
「……『すっかり遅くなっちゃったけど…何か晩御飯作らないとね…すぐ出来るから、お兄ちゃん達を呼んできてもらっても、いい?』」
「わかりました」
そう言ってリビングから出ていく彼女を見送り、少女はまた追想する。
「(お兄ちゃんの右側は、私が守るよ)」
そう、心に誓って、目の前に並んだ食材に包丁を入れた。
……………
よし書けた!
うおおお三人称SSってこんな難しかったっけ…普段より文章ひどい気しかしないぜ!!!
そんなわけで霊城兄妹幼少期…お兄ちゃんとちょっとだけヴィアさんお借りです!!
過去にヒトモシ漣を書いたときから脳内にはあったネタで…右目が見えないお兄ちゃんを守りたいからあえてお兄ちゃんの右側に立つ漣と、右目が見えないから右側に立った漣を見失って動揺するお兄ちゃんが書きたくてっ…!!!
時系列的には8~9月イベの間くらいなのかなーと…。
お粗末さまでした!!
今日の役目を終えたそれに見送られるように、細長く伸びていく、小さな二つの影。
ひとつは少年の、もう一つは少女のもの。
少年の歩く半歩ほど後を、少女が追いかけて歩いているようだった。
「おそくなっちゃったな、まっくらになるまえにかえるぞ、れん」
れん、と呼ばれた少女は声を出さず、ただこくんと頷いて少年のあとをついていく。
声がないことを、少年は特に気に留めていないようだった。
空がだんだんと橙から紺色に変わっていく中、二人は歩き続けていた。
先ほどの少年の言葉から察するに、家路を急いでいるのだろう。
年端もいかぬ子供が歩くには、やはり若干暗過ぎるか。
少年の方はそれを理解しているのか、徐々に早足になっていく。少女もそれをぱたぱたと追いかける形になっていた。
そこへ。
乗用車が一台、角から曲がってきて、少年と少女は別な方に避けた。
少年が避けた方向は、傍目に若干不自然だったが、少年には、そうしなければいけない理由でもあったのだろうか。
別な方向に避けてしまったせいで、少年は完全に少女を見失う。
少し、自分の目を右に向ければ少女が見えたはずなのに、だ。
気が動転して自分の周囲にまで目が行きとどかなかったのかなんなのか、理由は分からないが、ともかく、少女を見失った少年はひどく動揺していた。
「れん!どこにいったんだ、れんっ!!」
大声で少女の名を叫ぶ。
その視界の右側にいた少女は相変わらず声を出さず、少年の右手を小さな手でぎゅっと握った。
(おにいちゃん、かれんはここにいるよ)
「れんなのか?」
そう聞かれ、少女は小さくこくんと頷いた。
「ばかっ、なんでおれのみぎがわにたつんだ!」
少年は少女に手を握られたまま、そう怒鳴った。
少女は少年の手を握ったまま、じっと少年の目を見た。
(だって、おにいちゃんのみぎがわから、あぶないものがきたらいけないから)
「だからって、おまえがおれのみぎがわにたったら、おれがおまえをみうしなうだろ!」
手を握る力がきゅうっと強まる。
(かれんだって、おにいちゃんのこと、まもりたいんだもん)
強い意志を持った目。
少年に少女の気持ちは通じているのだろうか。
握られた手を、繋ぐ形に変えて、少女に向かって言った。
「もう、くらくなっちゃったんだ、ぜったいてをはなすんじゃないからな」
少女はまた小さく頷き、少年と歩きだした。
…今度は、繋いだ手を引かれるように。
……………
「……『ん…』」
「火漣さん、珍しいですね…リビングで居眠りなんて」
すっかり成長した少女を起こしたのは、褐色の肌をした少女。
少女は苦笑して、傍らに置いていたぬいぐるみを抱え直した。
「……『夢を、見てたの』」
「夢?」
「……『うんと小さいころの夢…すごく、懐かしかった』」
そう言って、椅子から立ち上がると、キッチンへ向かう。
「……『すっかり遅くなっちゃったけど…何か晩御飯作らないとね…すぐ出来るから、お兄ちゃん達を呼んできてもらっても、いい?』」
「わかりました」
そう言ってリビングから出ていく彼女を見送り、少女はまた追想する。
「(お兄ちゃんの右側は、私が守るよ)」
そう、心に誓って、目の前に並んだ食材に包丁を入れた。
……………
よし書けた!
うおおお三人称SSってこんな難しかったっけ…普段より文章ひどい気しかしないぜ!!!
そんなわけで霊城兄妹幼少期…お兄ちゃんとちょっとだけヴィアさんお借りです!!
過去にヒトモシ漣を書いたときから脳内にはあったネタで…右目が見えないお兄ちゃんを守りたいからあえてお兄ちゃんの右側に立つ漣と、右目が見えないから右側に立った漣を見失って動揺するお兄ちゃんが書きたくてっ…!!!
時系列的には8~9月イベの間くらいなのかなーと…。
お粗末さまでした!!
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